禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻や愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

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猫ヶ島

2010/09/25
休日、朝飯はレトルトカレー。昼頃、行く行かないでウジウジ悩んでた猫島に、ひょんな事から猫好きなbabydriver夫妻がのってくれ、急転直下「行こう!」と決まった。慌ててホテルを予約し、トランクに着替えを詰め込み家を出た。ちなみに猫島とは、宮城県石巻沖に浮かぶ田代島という島民100名ばかりの小さい島なのだが、ここに島民の数より多い野良猫達が暮らし、その猫目当てに観光客が海を渡り集まってくるんだそーな。詳しくは、ほそいあやさんの記事『猫が神様の島』を読むがいい。

元々今回の島行きもあやさんに誘ってもらっていたのだが、ジュンの体調の事もあるので「日にち近くならないと約束できない」と確定せぬまま時がたち、昨日一昨日と天候不順だった為あやさんは見合わせるという事になったのだが、我々は何となく「行けるなら行く」みたいな中途半端な意欲が残ってしまってたのだった。

ホテルでbabydriver夫妻と落ち合い、夕暮れ時の繁華街を散歩…石巻には宮城出身の石ノ森章太郎の博物館があり、アーケードのそこかしこにも石ノ森キャラが立ってたりする。

009.jpg

009と記念撮影。『サイボーグ009』周辺の石ノ森作品は、ボクにとってフェイバリット。小学生の時に脳味噌をたくさん掻き混ぜられたので、今はもう好き嫌いを超えて価値観の根底にへばりついてさえいる感あり。等身大キャラクター達は、造型がしっかりしていて好感。

004.jpg

004の体内には小型原爆が内蔵されているのだよ!

buithree.jpg

写真を撮ってるうちにすっかり暗くなってしまったので、予約してた居酒屋へ…以前、玉置さんと女川港のホヤ祭に来た時、一緒に漁港の食堂でウニ丼(2000円くらいした)食ってたら「昨夜泊まったホテルの向かいにあった居酒屋の600円ウニ丼の方がうまかった」と衝撃の発言を聞いてしまい、それ以来気になってたその店を調べ出し、しっかりと席を取っておいたのだ。で、のれんをくぐった『三吉』は、予約してなきゃヤバかったほぼ満席。まずは生ビールを頼み、ホワイトボードのオススメをパラパラっと注文。

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問題のウニ丼、確かに新鮮でおいしい。量はそれほど多くないが、これを600円では食べれないだろ~という明らかなお得感があるし、酒席の〆にはちょうどいいボリューム。白飯も固めの炊き加減で美味。

sasimori.jpg

舟盛り2人前。このボリュームでまさかの1,000円!ものすごくウマい!というわけではないが、見た目の満足度が300点くらいあるので、何度来ても頼むだろう…中トロが鎮座してるのも嬉しい。

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皆が思わず声をあげたのが、このサンマ刺!さすが本州トップの水揚げを誇る女川のスグそばだけあって、新鮮プリプリで甘味がちがう!ジュンもサンマをおろすの得意だから、よくウチで刺身にして食べるけど、ちがったね…すっごい美味しかった。他にも、各種単品刺身、焼物、煮物とメニューも充実してて良い店だった!ちょっと混み過ぎだけどな。

『三吉』を出た後は、2軒目どうするか繁華街をさまよった後「ホルモン」とのれんのかかった焼き物屋さんへ…店内に客はなく、店員はジュンと同い年の女性1名。ジンギスカンや串物をつつきながら日本酒をクイッ!店員のしのぶちゃんに「子宮癌検診に行きなさい。明日にでも行きなさい」とクドクド絡んで店を後にする…

gyoza.jpg

3軒目は、老夫婦の営むひなびたラーメン屋でギョウザをつまみながら瓶ビール!モチモチの皮がウマかった。そんで、ホテルに戻り我々の部屋で追い討ちの缶ビール!シャワーを浴びてベッドに入ったのは、何時だったろうか…

2010/09/26
翌朝は「やっぱりね」の二日酔い…朝9時石巻港発の船に合わせてホテルを出て、すき家で食事するも完食できず。ジュン曰く「最近、オトウヤンと並んでも体格差を感じなくなってきた」というbabydriverさんは、大盛り牛丼と焼き鮭をペロリとたいらげていた。

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んで、石巻港から約40分!やってきました猫島!「さあ、猫ちゃん達ウエルカム!」と構えてみたが、気配なし…どうやら島の反対側の集落が猫ポイントらしい。とりあえず、島中央の猫神社を経由し気持ちいい陽気の中をテクテクとハイキング。

念願の第一猫人は、我々の姿を確認した途端に「ニャーッ!」と絶叫しながら小走りでテッテッテと駆け寄って来た。

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「?」と思ったが、他の場所でも皆ニャーニャー言いながら寄ってくる。人間に対する警戒心はほとんど無し。で、何かな?と考えた所「ゴハンくれ」って事なんだな。港周辺のゴミ箱や、他の観光客の動きから察するに、島猫への観光客のエサやりは完全に日常化している様子。事前にネットで見かけた猫事情では「エサやりは島のNPOなりでちゃんとやってるので、与えないようにしてください」的な感じだったが、見た所かなり痩せた猫もいたりして、栄養事情がちゃんと管理されてるわけではなさそう…ていうか、痩せてる以前に目ヤニのたまった猫が多くて地味にヘコむ。これ、ヘルペスとかクラミジアとかの感染症だから、こうして放置しておくとどんどん皆に感染して、体力無いコは死んじゃったりする。家猫なら、目薬を何日かつけてやれば治る程度の病気だけど、これだけの数の野良猫では…よっぽど気合いの入った保護団体なりが関わってないと無理だろう。

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しかし、驚いた事に猫を目当てに我々のような観光客が結構な人数来ているにも関わらず、住民の85%が老人のこの島では、観光客相手の商売というのを“ほぼ”全くしていないのだった。民宿は何軒かあるものの、予約せねば食事もできない…後はひなびた商店が2、3軒あるのみ。街角には「道の真ん中でネコにエサをあげないでください」みたいな看板があったりして、何ていうか…猫達も病気だしさ…何だろう、これ

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5匹くらい集まると、必ず1匹は常にいじめられるようなコがいるのもせつない…野良だから仕方ないのだけど、猫の喧嘩を仲裁しつつ「あれ?ボクこの島に何しに来たんだっけ?」と気が遠くなってしまったりする。ちなみに観光客は、ネットで「ヌコさんかわゆす」とか言ってそうな人が多いよう感じた(自分達含む。

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ゼニのようにおしゃべりする猫もいた。以前、ゼニの治療でもらった目薬がまだうちの冷蔵庫にあったな~持ってきてやればな~でも、お前達がおとなしく目薬ささしてくれるとも思えんしなあ…何もしてやれんで、ゴメンな

ちょっぴりモヤッとした気持ちで家に帰り、毛艶のいいゼニを撫でながら「まるで別の生き物のようだな…」と何ともいえない気持ちになった。どっちが幸せかなんてジャッジする気はないけど、でもちょっとショックだった。目ヤニとフケにまみれた島猫と、猫好き気取ってるくせに何もできない自分とに

 
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

この猫を人間に置き換えてみたらマイケルムーアのシッコみたいな感じになるような気がする。
恐らくこの島で生まれた猫は大人になるまで成長するのはかなり少ないんじゃないだろうか。

人間も社会福祉が無くなるとこうなるかも。
  1. 2010/10/06(水) 07:16:10 |
  2. URL |
  3. のぶ #-
  4. [ 編集]

>のぶさん
この島の船着場に『値段設定が若干高めの食堂』や『スーパーでも買えるような真空パックの干物を売る土産物屋』があったらきっと、我々も「猫のおかげで商売できてんだから、ちゃんと猫の面倒見ろよな」とか悪態つきつつも、モヤモヤせず遊んで帰れたんでしょうけど、悲しいかな島民は猫によって利益を得られてないんですよね…むしろ迷惑を被っているという…せつないものです
  1. 2010/10/06(水) 13:17:07 |
  2. URL |
  3. 禿生@管理人 #3un.pJ2M
  4. [ 編集]

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