秋葉原の事件、何となくこういう事が起きるんじゃないか?という思いがあった人は少なくないような気がする。ボクも、毎週のようにホコ天に出没するローアングラ−やパンツ女のニュースを見かけるたびに「秋葉原は、そういう街になってしまったんだな」と感じていた。
この事件の被害者がmixiに書いた日記(現在は削除されている)を読んだ。自分は打撲だけで済んだが、後ろを歩いていた友人2名はトラックにはねられ亡くなったという。意識のない血まみれの友人の名を呼び続ける彼の背後から、多くのギャラリーが携帯やデジカメのシャッターをきっていたそうだ。ホコ天で股を開いてる女のパンツを撮るように、通り魔事件の犠牲者を撮影する…そんな状況にもゾッとするが、友人を2名亡くした数時間後にmixiでその悲しみを淡々と綴る被害者にも正直、驚きを感じた。
バンコクに何度も行き、毎晩のように飲み歩いてるという話をすると「危なくない?」と聞かれることがある。「危ない場所に行けば危ないんだろうけど、そういうトコには行かないからあまり危険は感じない」と答える。東京に新宿や新橋があるように、バンコクにも歌舞伎町みたく風俗店が立ち並ぶきらびやかな繁華街もあれば、新橋みたいに現地の一般人が集っている飲み屋街もある。ボクは、新橋の屋台でグダグダ飲んでるのが好きなので…という事だけではないだろうけど、今のところ一度も怖い目に合っていない。
“そういう街”では“そういう事件”が起こる。それは、日々の流れと共に刻々と変化し続ける【街の意識】であり、街を構成している人々の心が作り出した【落とし穴】のようなものではないか…そんな事を考えてしまった。
お亡くなりになられた方のご冥福と、被害にあわれた方の少しでも早い回復を祈っております。

