禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻や愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

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覚え書き

6月第2週の土日あたりから暖かくなった。先週までは、冬用フトンだったしコタツもたまにつけたりしていたのに…突然、夏に向けて加速したようだ。ストーブは5月中つけていた。昨夜は寝苦しかった…ももひき上下は厳しく、Tシャツパンツでフトンもタオルケットと毛布でOK。



雑誌【spoon.】で特集を組まれていた時から、ちょっと気になっていた映画『アルゼンチンババア』。TSUTAYAでレンタルしてきて見たら予想外にツッコミどころの多い映画だったのでビックリ!記憶にある範囲でツッコんでみようと思う。もちろん、ネタバレも含んでいるので内容を詳しく知りたくない方は見ない方がいいし、この映画がすごく好き!という方も不快に感じてしまう可能性があるので読まない方がいいと思う。ちなみに、原作者である【よしもとばなな】の小説は嫌いじゃない。一時期ハマって熱心に読んだ事もあったし、同じく【よしもとばなな】原作の映画『キッチン』は大好きで何度も見返している…そして、橋爪功演ずるエリコさんに毎回号泣させられる。橋爪功の演技に引きずられマジ泣きする川原亜矢子…あの頃はかわいかった。今はいけすかないオバサンになってしまったがな…話はそれたが、そろそろ本題に入ります。

○鈴木京香が演じるアルゼンチンババアは、いわゆる「ゴミ屋敷」で暮らす気のふれた不潔なババア…という設定なのだろうが、白髪混じりでバサバサのへアースタイル以外は服装や身なりも小奇麗、肌は白くシミのひとつもない(顔だけじゃなく腕も足も)ので全く不潔そうに見えない。奇行など起こしてドラマを引っ掻き回すのかと思いきや、登場人物の中で最も落ち着きのあるキャラクターだったかもしれない。ちょっと天然なとこはあるが、極めて常識人。なぜ、家族を放って逃げてきた役所広司を半年もかくまっていたのかわからないくらいの常識人。

○アルゼンチンババアは、風呂に入ってないらしく悪臭を放っているようだが、みな酷いニオイに驚く(堀北真希は失神までした)のは初対面の時のみ。2度目からは普通に会話しており、顔をしかめることもない。初対面のリアクションからすると、そんな簡単に慣れるようなレベルではなさそうだったけど…

○「ゴミ屋敷」も周辺から酷い悪臭を感じる程クサイらしいが、その原因が画面に写らないので(それ程ゴミがつまれているわけではないし、汚物が散らばっているわけでもないし…)、説得力ない。「ゴミ屋敷」内部も雑然とはしているものの、不潔感はなし。それが良い匂いであれ、悪い匂いであれ『嗅覚』というものを軽卒に扱う演出に興醒め。

○「人はあまりに悲しいとボーッとしてしまう」的な演出の演技というのはめずらしい事例ではないが、演技能力が決して高くはない主演の堀北真希は、呆然としつつもそこから何かを伝える…みたいな事はできないので、ただ単に終始ボーッとしているように見えてしまう。

○母の葬儀中、堀北が自転車で寿司を買いに行っている。なぜ出前を使わなかったのか、なぜ唯一の家族(父は行方不明中)が行かされているのかは不明。

○バイクで転倒して首がムチ打ちになり、ギプスをはめて床に伏してなければならない堀北が、普段なら車やバイクで行く距離にある「ゴミ屋敷」まで普通に歩いて行き、役所広司と口ゲンカした後、トラックで運びクレーンで降ろす程の重量がある墓石を自力で手押し車(しかも一輪車)に乗せて、家まで運ぶ…ギプスをはめたまま。もちろん、その事によってムチ打ちが悪化したりという展開はない。

○母が亡くなり、同時に父が行方不明になるというすごく可哀想な状況に置かれる堀北だが、葬儀の時や日常生活で苦労をしているシーンが皆無なので、そこらへんの主人公の大変さは視聴者が想像するしかない。

○ヤケになった堀北が、瓶ビールをラッパ飲みするのだが、憤りや苛立ちといった感情の起伏が演技から読み取れないので、普通に「子供が飲めないビールを無理に飲んでる」という罰ゲームっぽいシーンになっている。

○髪の毛や無精髭が伸び放題、ファッションも含めちょっと芸術家っぽい感じになり「ゴミ屋敷」の屋上で、(自称)曼陀羅を作っていた役所広司、クライマックスで死んだ妻の墓石を一週間寝ずに彫り上げるのだが、出来上がった墓石はファンシーなデザインのイルカ。

○そんなイルカ石をあっさり母の墓石として受け入れる堀北。

○「お母さんにイルカを見せてあげようよ!」「そうだな!」盛り上がる父娘、てっきり過去に母親含めた3人でイルカを見た時のように(母の遺骨を持ち)遊覧船に乗って見に行くのかと思いきや、公園の池にあるみたいなチャチな手漕ぎボートで海に出る2人!もちろんイルカ石も乗せてる!

○思った通りひっくり返るボート、沈んでゆくイルカ石…ズーンとイルカ石が着地した海底には泳ぐ魚の姿どころか、岩や海草も見当たらない真っ平な、どう見てもコケのはえたプールの底。

○妻を亡くした時は、あまりのショックから半年も行方不明になっていた役所広司だが、自分の子を産み落としそのまま産後のひだちが悪く逝ってしまったアルゼンチンババアの死は、すんなり受け入れちゃんと葬式もしている。馴れたのか?

○「ゴミ屋敷」の悪臭の原因じゃないか?と予想していた、屋敷に住みついてる多量の野良猫に囲まれつつパンの生地を練り、「将来、私はパン屋になる!」と決心する堀北真希。まず、衛生観念を養ってから飲食業を夢見るべきだと思う。

以上、重箱の隅を突かせていただきました。しかし、ここまで読むと逆にこの映画を見たくなりませんか?見る時は、友達とビールでも飲みながら容赦なくツッコミを入れつつ見る事をオススメいたします。きっと楽しめるハズ!

  

 
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  1. 2008/06/11(水) 17:17:17|
  2. 感想文
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

コメント

えー観たいなあ。
原作が先で、かなり短編だったから、これどんなふうに映画になるのかな?ってすごく興味あったんです。だって、鈴木京香だったらすごいきれいだし・・・。
  1. 2008/06/11(水) 18:05:09 |
  2. URL |
  3. 慶 #-
  4. [ 編集]

よしもとばなな好きなんで、原作を買って読んだんですけど、あまり好きな感じじゃなくてガッカリ。でも、映画化すると聞いてどうなるんだろ?と、ちょっと気になってました。

俄然猛烈に観てみたくなりました!!
  1. 2008/06/11(水) 18:16:27 |
  2. URL |
  3. ばっきー #-
  4. [ 編集]

>慶さん
そうそう、鈴木京香じゃキレイ過ぎ!
ベイティ師匠がやるべきだったと思うよ!
http://usurabaka.exblog.jp/8590394/

>ばっきーさん
この、ボクのツッコミを読んだ後に見ればきっと
「あ、言うほど悪くないじゃん」て思うにちがいありません!
もしくは、もっと細かいとこにツッコミたくなるか…ありえる、ありえる
  1. 2008/06/11(水) 21:12:42 |
  2. URL |
  3. 禿生@管理人 #3un.pJ2M
  4. [ 編集]

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