禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻や愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

飲酒履歴

先週金曜日、カミサンがなおなおに手伝ってもらい今回のタイ仕入れで入荷してきた秋冬物衣類を撮影していた。ボクが仕事から帰るとちょうど撮影も終わったタイミングだったので、3人でビールでも飲みに…と街へ繰り出した。病み上が…ってるつもりだったけど、まだ咳と鼻水は止まっていなかったのでどの程度飲めるかわからない状態…どこの店にしようかと悩んだあげく『八起』へ、あそこなら静かだし何を頼むかと悩む程メニューの種類もないから気が楽だ。早々に悪酔いしちゃったら1人で先に帰ってこようと考えながら薄暗い住宅街を3人で歩く。

「こんばんわ」「あら、いらっしゃ~い」おばちゃんのいつもの笑顔が嬉しい。ビンビールを頼んでタバコに火をつける、帰国してすぐに風邪ひいちゃったからタイ以来、10日以上ぶりのタバコだ。強く吸い込むとむせそうになるので、恐る恐る吸うが悪くない感じ。軽く乾杯してビールを飲み干し、ギョウザを注文。なおなおはこの店は始めてだったが、気にいってくれた様子…ギョウザを包むおばちゃんの手元を見入っている。ラードで焼き上げたギョウザが届く頃にはビールが無くなってしまったので、さらに2本追加。悪酔いの気配もなさそうなのでとりあえず安心、熱々のギョウザを頬張る。

話題は、最近相次いで入籍したぽちアニキとテルちゃんの事。ボクがはじめて山形に遊びに来た時、カミサンはなおなお・ぽちアニキ・テルちゃんの3人と1DKのアパートで共同生活をしていた。心を病み、何をするかわからない状態なのに両親と暮らす事は頑に拒否しているカミサンに、以前から友達だった3人が世話を焼いてあげている…という感じだった。結局、ボクが山形に移住してきてカミサンと付き合う事になり四六時中そばにいれるようになったのを見て、皆やっと安心してそれぞれの生活に戻っていったのだが、いま考えてもアレは不思議で、でもそれでいて妙に自然な状態だった。なおなおが「あの頃の事はあまり覚えてないんだよね」と笑う、ぽちアニキもたまに同じように話すのをボクは何度か聞いている。1日中部屋に引きこもってたカミサンとちがい、昼間は職場で仕事をこなし、夜は毎晩のように深夜まで酒盛りをしてザコ寝。朝は各自、自分の携帯のアラームで目を覚ましヨボヨボと出社してゆくというハードな生活は楽しくもあり、記憶を曖昧にするほど朦朧としたものだったのかもしれない。不思議な事に、カミサンとボクが付き合い始めたのと同じタイミングで、なおなおは今のダンナさんと付き合い始め互いに所帯を持ち、いま又ぽちアニキとテルちゃんも同じ時期に入籍とはこれもまた不思議な縁を感じる。2人共まだ式がどうとかいうのは考え中のようだが、ぜひお節介全快で関わらせていただこうと思っている…実に楽しみだ!

P1030783.jpg

昔話をしつつ、焼鳥をつまみながらカミサンと燗酒を飲む。焼酎と日本酒があまり得意でなく最初からずっとビールを飲み続けているなおなおの為…というわけではないが、そろそろ次の店に移動という話になるが、どこにしたもんか意見が合わずしばし揉める。「そこならいいね」と3人の意見が合う場所は歩いて行ける距離ではなく、それじゃタクシーで行くか?というと「それもなあ」って感じだったりするのだ…しばし沈黙の後、ボクが古い馴染みの店の名を出す。6月に1人で行こうかどうか悩みに悩んだあの店だ。その後も、知り合いを介して「たまには顔出してくれればいいのに…」みたいなマスターの声が耳に入っていたので、それを楯に2人をなだめすかしつつ会計を済ませ、再び夜の街へ…

果たして、店に行くとマスターは大喜びで迎え入れてくれた。握手をし、乾杯を交わしタバコに火をつけるとエンドルフィンがドバッと出たのが自分でもわかった。3年間通い飲んだくれた店とは、これ程に安心するものなのか…「最高に落ち着くぜ!」そんなおかしなことをを叫びたい衝動にかられたがグッと堪える。サンマとツブ貝の刺身をつまみながら生ビールを飲み干すと、完全に無敵モードに入ってる自分を自覚して焼酎のボトルを注文…こういう時に生ビールを飲み続けちゃうと20杯くらいキュッといっちゃって、お会計がドカッとなって、カミサンがクワッとなっちゃうわけだ。トイレで用を足し出てくると、暗がりで待ってたマスターがいていきなり抱き着いてくる「おかえり」「…うん」居酒屋のトイレ脇で熱い抱擁を交わす中年男性2人、なにせエンドルフィンが出ているので青春の1ページのように清々しい気持ちで抱き合っていたが、こうして冷静に書いていると実に気持ち悪い。

その後は、カウンターにいたおひさしぶりのお客さんや、はじめましてのお客さんとも混ざり、深夜まで楽しい時間を過ごした。ボトルが空になってしまったので、カミサンとなおなおが「じゃあ帰ろうか」と言って立ち上がるが、マスターはボクの肩を引き寄せ「ダンナはオレが借りる、2人は帰っていい」と言い出す。ボクもまだ飲み足りない気分だった(本当はもう充分酔っている)ので、困り顔のカミサンに「そういうことなんで、2人で先にタクシーで帰ってくれ」なんて事を言ってるわけだが、なおなおは意に介さず「はいはい、わかったから上着を着てね、はい自分のカバンを持ってね、ほら立って立って」ってな感じで、ボクとマスターが「おいおい」とか言ってる間にさっさとボクの事を連れ出し、マスターにバイバイをして店を出たのであった。あそこで、カミサンがなおなおと同じ行動を取ってたらボクはきっとブヒブヒ言いながら抵抗していただろう。偉いなあ~なおなおは、自分の思い通りにならなかったにも関わらず何だか感心しながら帰路についた。
 
次の朝起きると当然のように二日酔いになってはいたが、咳と鼻水はピッタリ止まっていた(タバコを1箱以上も吸ったのに!)。たぶんエンドルフィン効果だろう…脳内麻薬物質バンザイ!
 
関連記事

テーマ:居酒屋 - ジャンル:グルメ

  1. 2006/09/25(月) 19:19:19|
  2. 飲酒履歴
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://dondonyaki.blog38.fc2.com/tb.php/128-288f6930
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad