禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻や愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

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盛岡じゃじゃ麺 HOT JaJa

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うどんの“ぶっかけ”やラーメンの“油そば”など、基本的に汁なし麺の類いが得意ではない。じゃじゃ麺も10年程前に食べた事あったが、いい記憶は無かった。ところが、今年7月に東北道の前沢SAで食べたじゃじゃ麺がやけに美味しかった!「SAのクセに!」そんな事を思ってしまうほど美味しかったのだ。で、しばらくハマり家でもジュンに真似て作ってもらったりしていたのだが、ついに本場で!本場盛岡でいただける運びとなったわけです。

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というわけで、グルメサイトで評価の高かった『HOT JaJa』へ…ぴょんぴょん舎系列のキレイな店内。開店直後に入ったので他にお客さんも姿もなし…ところが、我々が店を出る頃にはほぼ満席に!さすが人気店!テーブル上には調味料がたくさん並んでいます。酢、唐辛子、ニンニクやもろみ醤油のような調味料、追加の肉味噌まで…これらを好みでじゃじゃ麺に混ぜ、自分好みの味にカスタマイズするのです。

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盛岡じゃじゃ麺 中(550円)…サイズは3種類で、小(450円)と大(650円)もあります。注文時に店員さんから「もしよろしかったら、当店オススメの味付けでお持ちしますが?」と言われたのでお願いした。かなり期待してしまってたというのもあるだろうけど、結論から言うと「まあまあ…」だった。麺がまるきし讃岐うどんのようだったんだけど…じゃじゃ麺て「うどんのようでうどんでない麺」じゃなかったっけ?前沢SAで食べたのは、まさにそーいう感じだった。肉味噌も甘味がなく「コクだけ」な印象…どうにか自分で調味料を足しつつ模索してみたけど、迷うばかりだった。

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テーブル上の生タマゴを溶き入れ、肉味噌足してお湯で割ってもらうスープ、チータンタン(鶏蛋湯)も、まあ…美味しいものではないよね。鶏ガラスープで割るとかならアレなんだろうけど、タマゴの生臭さが残ってしまいこういった小奇麗な店で食べるには違和感があった。あくまで個人的なアレですが、この店が悪いのではなく…じゃじゃ麺やチータンタン自体がもう少し雑な店で雑に食べるのが美味しい食事のような気がした。

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盛岡にそんなにしょっちゅう来れるわけではないけど、次回はもう少しちがった毛色の店を2軒ぐらい回れたらな…と思いました。じゃじゃ麺は、もっともっと美味しいはず!

住所/岩手県盛岡市盛岡駅前通9-5
時間/10:00~24:00(LO 23:30)
 
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  1. 2012/11/16(金) 02:02:02|
  2. 街の食堂消化機構
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飛魚

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盛岡市の繁華街である大通商店街の裏路地にある居酒屋、飛魚と書いて「アゴ」と読みます。名前のとおりアゴダシのおでんと、焼鳥の魚バージョン“魚串”をがウリのお店。

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おでん盛り合わせ(800円)…食べかけ写真ですいません。ダシが主役で塩・醤油の引っ込んだ淡い味付けだが、アゴダシなので関西風というわけでもないし、まさに東北風の薄味って感じで面白い。盛り合わせ以外に単品メニューもあるけど、油っ気のある具はなし。しょっぱさと油を徹底的に排除したおでん…確かに今は中途半端なおでん作っても、コンビニの妙にクセになる汁のおでんに毒されてる舌には厳しかったりするだろう。かといって老舗の味を作り出すには手間とコストがかかり過ぎる…というわけで、引き算しまくったシンプルな物を神経質に…いや丁寧に作ってみよう作戦かな?と邪推。じゃがいもとコンニャクが美味しかった。

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魚串並盛り(800円)…まず、見た目が美しい!赤魚と鰆は、パリパリと香ばしい皮とホックリした身の食感の妙が良かった、ねぎ間(まぐろ)は安定感ある組み合わせ、イカは柔らかく、それぞれ楽しめた。唯一、本ししゃもは微妙なサイズなので、丸ごとガブリだとワイルドな人は問題ないかもしれないが、個人的にちょっと小骨が気になってしまった。これで、器になってる石が少し温かくされていて、添えられた山葵と柚胡椒がもう少しいいものだとグッと満足度が増すだろうけど、そこまですると800円で済まないんだろうな…

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一杯目にキリンラガー樽生(550円)をいただき、後は数種類ある純米酒一合(600円)の中から岩手のお酒を選んでいただいた。菊の司『精粋』は甘口で飲みやすいタイプ、鷲の尾『北窓三友』は辛口でドライな酒、月の輪『純米酒』は前の2種のちょうど中間のような甘過ぎず辛過ぎずでとても気に入り、翌日酒屋で買って自分達への土産にした。

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白壁に木のテーブル&イス、白シャツと黒エプロンの店員、低く流れるジャズ…全国どこにでもある“ちょっと洒落た今風の居酒屋”。周囲に郷土料理を出す店もたくさんあったし、内陸の盛岡で魚料理もない気がしたが、一軒目で焼肉と冷麺をいただき腹の膨らんだ我々には惹かれるシュチュエーションだった。実際、大ぶりの猪口にもっきりで注がれたお酒を味わうのに、まったく邪魔にならない薄味のおでんはピッタリだった。難を言えば、カラシだけはガヒーンと鼻にくる下品なヤツの方が良かったなあ〜

住所/岩手県盛岡市菜園2-6-8
時間/17:00~20:00(日曜定休)
 
  1. 2012/11/13(火) 21:21:21|
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ぴょんぴょん舎(盛岡駅前店)

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以前軽く冷麺にハマった事があって、一番美味しい冷麺てどこだろうとネットで検索してみたら『ぴょんぴょん舎』という店名が出てきたわけです。冷麺の本場といわれる盛岡にあるお店らしいけど、名前的にいかにも観光客ウケ狙ってる印象で「ケッ」と思ったわけですが、その後「ホントに美味しいんだよ、ぴょんぴょん舎」という声がたま~に聞こえてくるわけです。一番最近だと長岡さんに「最近どっか美味しいラーメンありました?」と質問したら「ぴょんぴょん舎で食べた盛岡冷麺」と意外な答えが返ってきてビクッとしたんですけど、「もし盛岡行く事あったら食べてみて」という言葉もあったので、それじゃあ…と足を運んでみた次第。

盛岡駅前に店があるというので足を運んでビックリ!まさかの一等地に自社ビル!1Fから2Fにかけて吹き抜けの洒落た店内、3Fは予約席のみ(ちなみに4Fは系列店舗)。従業員は皆、ジャケットをビシッと着込みインカムで交信しつつテキパキと客をさばいてる…ここ本当に冷麺屋さん?

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盛岡冷麺(800円)…辛さを5段階から選べて、これは一番辛い「激辛」だけど辛い物好きな人は平常心で食べきれる辛さ。ハーフサイズ(650円)もある。スッキリしていて、コクはあるけど クドくないスープに大根のキムチがあう!たまに冷麺の麺が「コンチクショー」てくらい弾力ある店がありますけど、ここのはちがう。ツルツルとした食感を楽しませる為に必要な程度のコシと弾力、スープとのマッチングも凄くいい。牛チャーシューは、ホロホロと崩れる柔らかさで美味!

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写真手前は冷麺焼肉セット(1,650円)の盛り合わせ肉3種で、奥はレバー単品(500円)。セットの肉はカルビ・ロース・サガリ、それぞれ柔らかく値段相応に美味しい肉だった。

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馬ユッケ(980円)。普通の牛肉ユッケを出せなくなったからだろう、馬刺しや馬ユッケが強く押されていたが、個人的には普通のユッケより馬の方が調味料と肉の香りがいい感じで闘っていて美味しいと思った。

いや~良かったですよ、ぴょんぴょん舎。座席の配置もゆったりしてて、団体客が別フロアなんで騒がしくもないし、それなりに高級感ありつつも大衆価格でお得感がある。でも、やはり観光客が来る場所だな…という雰囲気が漂ってるのも確かで、次また盛岡に来た時に寄るか?と聞かれたら正直微妙なトコではあります。

住所/岩手県盛岡市盛岡駅前通9-3
時間/11:00~24:00(LO 23:00)
 
  1. 2012/11/12(月) 22:22:22|
  2. 街の食堂消化機構
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サンQふる郷市場

盛岡から遠野へと繋がっているR396号沿いにある農産物直売施設。地元で採れた野菜やキノコ、豆腐や味噌など加工品もあるが、ここの特色は何と言っても馬肉!数種類の馬刺し(600円~)と加熱用のバラ肉やスジ肉が売られているのだ。フードコーナーでは、馬刺し定食(1,000円)、桜カルビ丼(750円)等もいただける。

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馬力ラーメン(500円)…あっさり醤油スープに“ちどりや”の極細麺に酷似した中華麺が踊っている。山形県長井市の馬肉を使用したラーメンは、スープにも馬チャーシューの醤油ダレが使われているが、こちらは特に使われてなさそう…脂分の少ない和風ダシ。チャーシューはもちろん馬肉で、こちらは長井のものに近く歯応えがあって、しょっぱめの味付け。美味しい!

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このラーメンの一番の特徴は、丼の中心にトッピングされた馬力玉という馬挽肉と辛味で作った小粒の肉団子!注文した後に「ご希望の辛味が選べます」という壁の貼紙を見つけたので、調理場のおばちゃんに「辛味、選んでいいですか?」と聞くが「とりあえず1個入れるんで、足りなかったら言ってください」と憮然と返される。辛味はひと口で舌にビリビリくるものではなく、食べてるうちにジワジワ汗が出てくるタイプ。結局3個追加を頼んだ(追加は最大4個まで)。ワンコインだという事を考えると、かなりお得感がある。

土産用に馬刺しも購入させていただき帰路についた。次回はぜひ桜カルビ丼、もしくは、ラーメンとミニ桜カルビ丼のセットにトライしてみたい!

住所/岩手県遠野市宮守町上宮守15-123
時間/食堂11:00~16:00、産直9:00~17:30(火曜定休)
 
  1. 2012/11/11(日) 17:17:17|
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あんべ

遠野で焼肉と言えば「ジンギスカン!」らしく、確かにスーパーの精肉売場にも何種類かの羊肉が普通に売られていた。昭和30年代からさかんに食べられるようになり、その元祖がこちらの『あんべ』さんじゃないかという話もある。遠野ジンギスカンの特徴は、北海道ジンギスカンのようにあらかじめタレに漬けられたものでなく、焼いてからタレをつけるスタイルという事と、バケツを改造した七輪を使用してジンギスカンをいただくという2点。ただ、バケツ七輪を使用するのは、野外のみで店内では普通のコンロが使われていた。

余談だが、何故この地でバケツ七輪なるものが使われるようになったかというと、昔は肉屋にジンギスカンの注文が入ると肉と共にジンギスカン鍋と七輪も一緒にレンタルしていたらしいのだが、普通の七輪だと馬車の荷台からゴロリと落ちて割れてしまう事がよくあったらしい…んで「割れない七輪ないべか?」「アレ?バケツにジンギスカン鍋がぴったりサイズ!」「んじゃ、バケツを七輪に改造すべえ」というわけだそうな、閑話休題。

老舗とあって、どんな店構えかと思いつつ訪れてみたら、正面は『ファミリーショップあんべ』という田舎の街角によくあるスタイルの雑貨屋でビックリ!その雑貨屋の横腹にジンギスカン屋の入口があって、奥が店内となっている…こういう変化球、嫌いじゃないぜ。5つばかりの座敷席とテーブル4つ、座敷に上がったが畳が油でキュワキュワ滑って「ウッ!」と一瞬ひるむ。

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ラムモモ定食(1,200円)、マトンモモ定食(1,000円)を注文。店の入口付近には満席時の順番待ち用であろうイスが結構たくさんあったので昼時は混み合うのかもしれないが、日曜夕方とあって観光客の姿はなく、我々以外には地元の方らしい親子連れしかいなかった。

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ラム・マトンまとめて一皿に盛られて来た。野菜は、タマネギ・ピーマン・モヤシ。まずは、羊脂を鍋の上部で溶かし全体にまんべんなく塗りたくる。鍋の下部に野菜を散らし、肉を貼り付けるように焼くべし!焼くべし!特製ダレにたっぷりひたして、どんぶり飯と共にホグッ!うまい!ていうか、タレが最高にうまい!甘味と酸味が強く、羊肉独特のクセと絶妙の相性で、ゴハンが異常にススム君だ!

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ラム.マトン共に臭みが少なく良い肉である事が伝わる。特にラムはプリッとした食感さえあって柔らかくフレッシュだ。マトンもラムよりは歯応えあるが固いとは感じない、ジュンはむしろマトンの方が美味しいとさえ言っていた。あまりに飯に合うので、ジュンのドンブリ飯を半分奪いさらにライスおかわりまでしてしまった。普段ここまで白飯に執着ないので、自分でも驚いたがズッと食べていたくなる美味しさだった(主にタレを)。

他に定食は、ラムロース定食(1,050円)、ラムカタロース定食(1,400円)の2種。ジンギスカン各部位の単品(800~1,200円)、生豚ホルモン(600円)、牛タン(1,200円)、牛カルビ(1,200円)、豚レバー(時価)等の焼肉メニュー、後はアルコールとソフトドリンクが数種類。遠野のどぶろくもありました。

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もし近所にあったら週イチで通いたいお店、焼肉これだけ食べて胃もたれしなかったの久々!思わず遠野市内のスーパーで、羊肉2種類と南部鉄器のジンギスカン鍋まで購入してしまった。

住所/岩手県遠野市早瀬町2-4-12
時間/9:00~19:00(木曜定休)
 
  1. 2012/11/08(木) 22:22:22|
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道の駅『遠野 風の丘』

道の駅内にちゃんとレストランもあるのだけど、奥の方へ入ってゆくと六角牛山と猿ケ石川を眺めることの出来るデッキがあり、そこに軽食を販売しているフードコーナーがある。がっつり食事する気は無かったので、ここで何か気を惹く物があれば…とメニューを眺めたら、遠野名物のジンギスカン絡みの『ジンギスカンまん』と『ひっつみ』があったので、これ幸いといただいた。

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ジンギスカンまん(200円)は、もちろん肉まんの羊バージョン!思いのほか羊の香りが強く、お好きな方はお好きだろうけど、苦手な方は「ゴフッ」となってしまうだろう。もちろん、羊好きなボク的にはたまらん!河童の印もかわいい。

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ひっつみ(400円)は、鶏ダシのすいとん入り野菜汁といったところか。こういう家庭料理って、地味にコストがかかるのでお店で出すと妙にしょぼくなったりするけど、これは具だくさん!野菜もシャキシャキと美味しく、すいとんもたっぷり入っていた。半日くらい鍋の中に放っておいたうどんのような“ブヨブヨ麺好き”を自認するジュンは、「これをブヨブヨにしたら美味しそう…帰ったら作ってみよう」とつぶやいていた。

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住所/岩手県遠野市綾錦町新里8-2
時間/夏8:00~19:00、冬8:30~17:30(年中無休)
 
  1. 2012/11/07(水) 19:19:19|
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遠野旅行2012

人工受精の時から思っていたが、これ何がキビシイって「妊娠してるかも?」という期間が意外に長い事なのよね。人工受精だと精子を子宮内に送り込んで、体外受精だと受精卵を子宮内に送り込んで約2週間もの間「できてるかもしれないけど、できてないかもしれない」という状態で過ごさねばならないのだ。その間、ちょっとした体調の変化に「着床したのかも?」「ダメだったのかも?」と一喜一憂し、結局ダメだった時のショックたるや…

なので、そういったショックを和らげる為に、あらかじめ『結果判定日の直後頃に旅行の予定を入れておく』というアイディアを利用してる人が結構いる。旅行の計画を練るのは、判定を待つストレスから一時逃れさせてもらえるし、何より「ダメだった!ガビーン」となった時に「週末は旅行だ!ワーイ」方面に気持ちを紛らわせる事も出来る。

というわけで、今回残念ながら1回目の体外受精に失敗した我々は、この『ダメだったら旅行作戦』にのっとり、岩手県の遠野へ週末だけの小さな旅行に行って来たのだ。

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遠野といえば中途半端なオカルト者としては、妖怪絡みでの『遠野物語』の舞台の街、そしてそれを“まちおこし”に利用し、まんまと成功してるというしたたかなイメージもある。まあ『遠野物語』自体、遠野だけのエピソードではなく「ラジオやテレビのない時代の街道沿いで流通してきた面白話」の集大成的側面があり、日本各地で似た話が伝えられていたりするので、そういう意味でも「遠野に行けば妖怪に会えるかも?」というより「遠野に行って“まちおこし”に利用されてる妖怪達の働きぶりを見学してみよう」みたいな、ひねくれた興味を持っての観光であった。

『伝承園のオシラサマ』は、願い事の書かれた布を纏っていた。オシラサマとは、馬と愛し合い夫婦の関係になってしまった娘に怒った父親が、馬を木に吊るし殺してしまい。撥ねた首にすがった娘はそのまま天に昇り、オシラサマという神様になったという…なので、対になってる木人形の顔が一体は女性で、一体は馬なのだ。

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『かっぱ淵』への通り道にお寺があるのだが、その寺の入口がロープでトオセンボされていて「4時以降通行禁止」とあった。時計を見ると、ちょうど4時を少し過ぎたところ…ここまで来て諦める気になれず、ロープをまたぎ足早に境内を横切ろうとしたら「あれれ~?4時過ぎは入っちゃいけないって書いてあるでしょ~?」と嫌みっぽい声が!ハッと見ると、寺の住職らしきスエット姿の熟年男性が睨んでいる。「スイマセン!スイマセン!」と夫婦してコソコソ退散。かっぱ淵は個人の所有地というわけではないので、他に入る道が無いのはおかしいと散々歩き、やっと墓場の脇にあった細道を発見…ていうか、そこにも立て札があって“農道につき進入禁止”と書いてあるんだけど、どうやら車進入禁止のことらしかった。まぎらわしいんじゃ!

寺の駐車場にも“檀家以外駐車禁止”とあったり、有名観光地に隣接してるとあって煩わしい思いをすることも多いのだろうけど、檀家以外を人と思わぬような僧侶に驚いた。まさに妖怪!ていうか、いま思えばアレが河童だったのかもしれませんね…という結論にさせていただこうと思う。

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『山崎のコンセイサマ』に着いた頃には、もうあたりは真っ暗になっていた。しかもホントに本気の真っ暗である。物理的に外灯が少ない事と、知らない土地という事で“真っ暗の真っ暗”である。民家のある通りに出ても真っ暗度は高く、人通り皆無なこともあって午後5時過ぎとは思えない闇がスグそこまで迫っている。河原で揺れるススキも影絵のようにチラつき、盆地を囲む山影の奥にある濃紺の空だけが色彩を感じさせた。

遠野を出て盛岡に向かう山道も、盛岡市内に入ってからも真っ暗はつきまとった。バス通りの道路脇でも…たぶん北上川の土手だと思うんだけど真っ暗で、歩道の柵の向こうがストンと何も見えないくらいの漆黒の闇だった。山形で馬見ヶ崎川や最上川がこんなに“見えない”場所ってあったろうか?と考えたが、思い浮かばなかった。

駅前の安ホテルに投宿し、街に出た。盛岡も山形と同じように、駅から少し離れた場所に大きな繁華街があった。繁華街に向かう道すがら、21時過ぎなのに営業している雑貨屋があったので入ってみた。ニヒル牛のような貸し箱システムの店で、愛想いい女性店員はこの店をやりたいために東京から来たと語っていた。

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繁華街の中心であるアーケードは人通り多く賑やかで、チェーン系の居酒屋やカラオケボックスがキラビヤカに立ち並んでいる。裏路地に入ると、地の物を売りにした居酒屋やキャバクラ、焼肉屋も多かったなあ…ボク好みの店を探して歩いたが、なかなか見つからなかった。どうにか落ち着けそうなおでん屋さんを見つけ、岩手の酒を何杯か飲みホテルに戻った。

ビジネスホテルで、極めて軽い朝飯を出すとこは多いが、今回の宿は「ここまで軽いか!」と驚愕するレベルであった。

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2種類のパンと飲み物のみ。もちろん安宿なので文句はない…ただ、驚いた。

この日は盛岡市内を散策し、早めに帰宅するつもりだったが、どうも遠野のことが気になってしょうがない。別に「特別気に入った」とか「スゴイ場所だった!」みたいな感動を得た訳でないけど、何かひっかかってる。ジュンが「そういえば、遠野のジンギスカン食べれなかったね」と残念そうに呟いたのをここぞとばかりに攻め込み、結局遠野へ戻る事に…

道の駅でキノコや野菜を手に入れ、遠野に入ってスグの店でジュンの好物の馬刺しも買い与えた。昨日は真っ暗だった『山崎のコンセイサマ』をあらためてお参りし、夫婦でしつこく子宝祈願!と手を合わせた。

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駅前の観光協会で写真入りのかっぱ捕獲許可証を作り、かっぱの御猪口を購入。

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駅周辺を徘徊…さすが盛岡とちがい、ここいらへんはマイペースな飲み屋が多そうで、次回は遠野に宿を取って呑み歩くか?なんて話をする。

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念願のジンギスカンを食べ、その勢いで南部鉄器のジンギスカン鍋まで購入。昨夜呑んで気に入った岩手の酒も自分達への土産として手に入れ、結局この日も真っ暗になるまで遠野をフラつき、やっと帰路…

遠野に来る前の晩、布団をかぶって一時間ばかりで頭痛と吐き気に襲われ目を覚ました。悪酔いで寝入る事はあっても頭痛になった事は無かったし、第一その晩は深く晩酌してもいない。枕に頭をのせてるだけで後頭部が気持ち悪く、横になってもいられない…明日は長時間運転なのに、これは参ったなと思い換気したり、水を飲んだり、あげく胃酸過多かとうどんをすすってみたりもした。

結局、明るくなるまで寝れず、そのおかげで出発が遅れでしまった。一日目はズッと熱っぽく「風邪だったのかな?インフルエンザじゃないといいんだけど…」なんて思ってたが、帰りにはスッキリ!頭痛も熱っぽさも治まっていた。だから何というわけではないけど、こういうの嫌いじゃないのよね…なんせ、中途半端なオカルト者なので。

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  1. 2012/11/06(火) 22:22:22|
  2. ウツのツレがガンになりまして
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蔵王そば処  悠々亭

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蔵王温泉街の中心部にある複合施設『蔵王センタープラザ』にある蕎麦屋…というか食堂?隣接するレストラン『フレスガッセ』とも店内は繋がっており、メニューも裏表で共有している。

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天麩羅板そば(1,350円)…店の入口に「手打ち」と大きな暖簾があったので少々期待してしまったが、おそらく製麺所で手打ち・機械切りされたのであろう蕎麦粉の割合の少ないものであった。ツユは関東風の味がいつまでも口の中に残るタイプ。紅葉シーズン真只中の昼時だったので、店内は混雑しており天麩羅の仕上がりもイマイチ…観光地なので仕方ない。

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せっかくなので、ツユにネギや大根おろしをガンガン入れ、天麩羅をバシャバシャひたして豪快に食べてみた。「モーやけくそ!」ってな具合である。腹が満たされ店を出て、同じく『蔵王センタープラザ』内の温泉に入った。こちらは、表に目立つ看板が無いからか随分空いていて、のんびり露天風呂からの紅葉を楽しんだ。ある意味、プラマイゼロかもしれない…

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住所/山形県山形市蔵王温泉903-2
時間/11:00~15:00
 
  1. 2012/11/04(日) 23:23:23|
  2. 街の食堂消化機構
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新宮

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仙台のオフィス街、近所の住人&勤め人しか知らないんじゃ?と思ってしまうような裏路地にあるラーメン店。3名いる店員さんは、イントネーションからして中国の方かな?元気いっぱいの「イラッシャイマセ!」が嬉しい。

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店前がガラス貼りになっていて『中国四千年の技』とあるが、なんとここで一食一食注文が入る度に中華麺を手打ちしているのだ!バチンバチンと生地を叩きつける音が店内に響いたかと思うと、「一本が二本、二本が四本」方式でアッという間に細麺の束が出来る…力強く、そして素早いのだ!

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排骨麺(パーコーメン 750円)は、この店のイチオシ!揚げ立ての豚バラのから揚げ(排骨)が浸っているスープは、見た目よりかなりアッサリしていて塩分控え目。排骨以外の具は、ネギ・青菜・メンマとシンプル。で、気になる麺は…超おいしい!ツルツルと滑らかで長く、プリプリとしたコシがある…量も多めで食べ応えアリ。引き伸ばす打ち方なので、麺の太さにバラつきがあるのもイイ!好みの問題だけど個人的には、麺のインパクトと比べると、スープがもっと強くてもいいんじゃないかな?という印象。

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みそ拉麺(700円)、こちらも麺の個性に対してスープが…丁寧にとられたダシの奥に昔のラーメン屋はどこも使っていた缶の“みそラーメンのタレ”の味がする。シャキシャキの炒め野菜もスープが薄めだと、ちょっと浮ついて感じるのが残念。次来ることがあったら、排骨麺一択だなと思いつつ店を出た。

接客担当していた店員のオジサンが、蝶ネクタイしてたのが素敵でした。こーいうの大事!

住所/宮城県仙台市青葉区木町通1-2-25(駐車場ナシ)
時間/11:00~20:00(日曜定休)
 
  1. 2012/11/01(木) 22:22:22|
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