禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻や愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

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胃袋日記

12/30

昼:昨夜のあさりバターの汁をベースに水を足し、塩コショウ、ブイヨンで味付けしたリゾット。リゾットだけど紅生姜と長ネギ、煮豚をトッピング。や、おいしかったけど

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これも昨夜の残りの手羽元と大根の煮物

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夕:もやしたっぷりヤキソバ

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義妹が残してった賞味期限ギリギリのシュークリーム

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夕方になってまた雪降ってきた

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夜:閉店間際スーパーで買ってきた太巻き

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えぼ鯛一夜干し

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サンマ焼き

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青菜漬け

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babydriverさんが昨夜持ってきてくれた吟醸酒

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  1. 2008/12/31(水) 13:13:13|
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胃袋日記

写真日記

12/24
スーパーの惣菜売場によくあるオードブルセットが好きなボクのために、妻が手造りでそれっぽい惣菜盛り合わせを作ってくれた。シャンパン片手にマッハで完食した。

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12/26
雪すげえ降った。

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夕食で、babydriverさんに「誕生日プレゼントです」と送っていただいた“きりたんぽ鍋セット”を作って食べた。スンゲエうまかった!いままで割と「野菜たくさんいれりゃいい」みたく作ってた鍋に対する貞操観念が…あ、いや固定観念がアレした。それくらいうまかった。

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12/27
義種家族が泊まりにきた。32歳の妻と8歳の義妹の足のサイズが、わずか0.5cm差という事実に全員息を飲んだ。

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12/28
昨夜飲み過ぎで二日酔い。インスタントラーメンに昨夜の残りのモツ煮を入れてズズズズズズ…とすすった。

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夜は半田技研へ行き、妻の「マスケ少年作の曲の歌入れ」&「TVCMの声入れ」作業に同行。「ちょっとそこ、もっと菊地桃子っぽい方がいいんじゃない?」とか横から口をはさみつつ、紅茶とせんべいをバリバリ食べてきた。

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  1. 2008/12/30(火) 15:15:15|
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捨値ハンター

昨夜は、売残り捨値チキンを求めて閉店間際のスーパーを5軒も回ってしまった。が、どこでもチキンどころか残り物惣菜の数が異常に少なく、へんにデカイがゆえ売れ残ってしまい半値になってる丸焼きチキンを買って帰り、妻とビール片手にグヘグヘ笑いながら解体するという夢は儚く消え去ったのであった。例年なら、25日の夜つったらそういうチキンやオードブルがそれなりに残ってるものだったが、今年は世間的な不景気だのの影響で、惣菜生産数をしっかり見直したのか、敵ながらアッパレと言いたくなるような惣菜コーナーの閑散ぶりであった。

目的のチキンが手に入らなかった事は悲しいが、不思議と嬉しい気持ちもある…というのは、普段から売れ残って半額になったりしてる惣菜の量がちょっと多過ぎるんじゃない?と思う事が多かったからだ。閉店1時間前には半額の惣菜がたくさん出ると知ってしまった客は、普通の値段の時は手を出さない傾向になってしまうだろうし、やはりそういう時間にスーパーへ行くとそういう値引商品を狙ってると一目でわかるようなおばちゃんやおっさんが、餓えた獣のように鼻をヒクつかせ目をギラつかせながら在庫の数や店員の動向を凝視しているのだ。

値引きされたと同時にワッと飛びつくだけならまだアレだが、ちょっとズル賢いおばちゃんとかは思いも寄らぬ非道テクニックを使ってまで、半額惣菜をゲットしたりするので驚かされる。例えば、3割引シールがすでについてて、もう少しで半額シールつくかな?というタイミング、みんな遠巻きに眺めつつも当然手は出さないでいる…が、ズル賢いおばちゃんは3割引シールの商品を自分のカゴに放り込みよそのコーナーをグルリと回り、店員が半額シールをつけはじめ待ってた客が取り合っているのを横目にニヤリ、シールをつけ終えた店員にススッと近寄り「あら、半額になっちゃったの?じゃあコレも半額にしてよ」と自分のカゴの中のキープした商品達に半額シールをつけさせるのだ。店員も一瞬困った顔をするが、まだ会計していないし明らかに同じ売場の惣菜なので戸惑いつつも、半額シールをつけざるおえない。

「ひでぇ…」と思いつつも、自分も同じ捨値ハンターなのだなと思うとやるせない気持ちになったりもする。そして、そんな夜はいつもよりビールが苦かったりするのだ(んなこたないのだ)。そんなわけで、捨値チキンが手に入らなかったのは悲しいが嬉しい…複雑ながらも悪い気分ではないクリスマスの夜であったんだった。

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ちなみに、結局マクドナルドでシャカシャカジューシーチキンのハバネロ味をひとり3個づつ買って帰ったのであった。ブリ刺身とネギトロも買ったのであった。スーパーを5軒もハシゴして腹減ってたせいもあり、やたらに油っこいものばかり買っていたのであった…胸焼けで寝苦しかったのであったであったであった

 
  1. 2008/12/26(金) 23:23:23|
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誕生会2008

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先週末は、超ひさびさに山形で飲酒。集まってくれた10名ばかりの友達に“40代突入オメデトウ”の乾杯をしていただき、楽しい酒をみっちりと飲んだ。一次会は、パッツー後藤氏オススメの店。なんと宴会3150円で2時間飲み放題の上に、ちゃんと腹一杯になれるくらいの料理も出てくるという店。居酒屋ではなく、BARだったのでポチあにきと「このメンツでこういう店って珍しいねえ~」「しかも、BARで鍋?」なんて笑いつつ、ミントビールなる珍酒を飲みまくった。

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二次会は、八起のカウンターを占領してがっつり!三次会は、カラオケでゴンゴン飲み続け…や、この頃になると相変わらず記憶がほとんどないわけですが、とにもかくにも参加してくださった皆さんに深い感謝と愛を送ります。ありがとう!来る予定で来れなくなっちゃった人達も、是非またの機会にご一緒してください!最後に、店の手配など馴れない幹事を頑張ってくれた妻に最大の愛を!感謝してます&これからもよろしく!

 
  1. 2008/12/25(木) 23:23:23|
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おみつけ

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メリークリスマス!というわけで、炊きたてゴハンに“おみつけ”おいしいよね~納豆ゴハンはグチャグチャに混ぜるの否定派なボクだけど、おみつけは混ぜこみ推進派です。塩気の強いおみつけは、混ぜてそのままゴッゴッゴ!だけど、塩気少なめの時は味海苔でこのゴハンとおみつけが混然一体となったとこをクルリと丸めこんでガフガフガフ!いや、たまらん。これに、具はなんでもいいから味噌汁が一杯つけば、もう紅鮭もハムエッグも佃煮もいらないね!や、出されたら食べるけどさ…まあ、そんな事も含めて今夜は皆さんのメリーがクリスマスな事を祈りつつ(適当)シャンパンのグラスをかたむけたいと思います。おみつけに乾杯!いい夜を!

 
  1. 2008/12/24(水) 17:17:17|
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GX100

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誕生日祝いに新しいデジカメをせしめた手に入れた。これまで使ってたカメラとの一番の違いは広角の深さ!今までは入り切らなかった部屋の様子も、この通りバッチリ!これで、クソせまい大衆居酒屋の店内の様子を激写することが可能だ!嬉しい!や、居酒屋だけじゃなくラーメン屋でも駄菓子屋でも!

…もちろん、他にお客さんがいないタイミングを図りお店の方に了解を得てから撮りますが

実は、このカメラを買うにあたってアフィリエイトで稼がせていただいた1万円分のポイントを利用させていただいております。や、ボクの貼ってるアフィリエイトで1万なんて稼げる事全くありえないのですが、何がどうしたのか多分『上山かかし消化機構』に貼ってた楽天市場のリンクから巡り巡って100万オーバーの車を購入された方がいたんですね、驚いた事に…そんで、1%の利益として1万ポイントがボクのアレになってしまったという…何か申し訳ないやらありがたいやら。意識してボクのリンクを経由して車屋さんに行かれたのか、まったくの偶然かはわかりませんがこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。ポイント使わせていただいたカメラは、『上山かかし消化機構』の取材にフル活用させていただきますので、ご安心(なにを?)ください!

余談ですが、この冬景色のamazonリンクから経由してボーイズラブの漫画を購入してくださったアナタにも感謝!思いっきり爆笑させていただきました!もちろん、ボクの記事を読んで興味を持っていただけたのか『バンドライフ』や『ちまちま』を購入してくださった方にも大感謝!伝わって良かったです!後悔してない事を祈るばかりです…

  

 
  1. 2008/12/23(火) 12:12:12|
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スガキヤ

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ぢるすけさんが、誕生日に名古屋のインスタント麺をどちゃっと送ってくださったのだが、スガキヤの和風とんこつラーメンが超うまくてビビった!パッケージに書かれてる「かくし味」ってのが思いっきり力強い節粉で、インスタント麺では出しにくいとんこつラーメンの脂のコクを、節粉のコクで補っているのね!なので、なかなかパンチのある、それでいて和風なとんこつラーメン誕生!って感じだけど、これ何気にすごく特殊な味だと思う。や、もちろんいい意味で。「和風とんこつラーメン」ってたまに聞くネーミングだけど、ここまで節粉が強いものは無かった気がする。うまいよ!ていうか、ぢるすけさんありがとうございました。感謝!感謝!

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  1. 2008/12/23(火) 11:11:11|
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徒然連れ草

30代から40代へと人生を更新させるのに少々手間取ってしまい、日記の更新を怠っておりました。いや、さとしくんやらとくさんに「30代から40代への更新は厳しいぞ」と去年の暮れあたりから脅されていましたけど、想像を絶する苛酷なアレでした。

やはり、人生の節目は訪れるのをボンヤリ待つのではなく、自分で節作っちゃうぞ!くらいの勢いで望まないと、うまく転がらないものですね。特に大きな後悔があるわけでない人生だと己でタカを括り「30代の総括?12月入ってからでいいだろ」なんて思ってると、そうは烏賊の金玉なわけで10年間をアレするなんて簡単にできっこないわけです。トンビの子はトンビ!トビッコの親はシシャモ!というわけで、あやしうものこそものぐるほしけれな毎日をレッツエンジョイ the ラーにング漢字!

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それはそうと『上山かかし消化機構』の方は順調に更新しております。本日12時の更新は、チクワパンのレポート!意外にうまいぞチクワパン!ちなみに、昨日更新の“武蔵”のレポートはアップして数分で拍手が2つもついてビックリしました。そんなにお待ちかねでしたか、武蔵ネタ!日曜日にトランクさんも連れてったけど「これが300円?」とビビっておりました。

 
  1. 2008/12/23(火) 10:10:10|
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40DIE

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ついに40歳になりました!さらば30代、こんにちは40代!こんなボクの30代に関わっていただき、おもしろおかしいものにしてくれた皆様に感謝!40代に対して憧れも恐れも何もないけど、ただバカボンパパの「41歳の春だから~元祖天才バカボンの、パパだから~」まであと1年というイメージしかない、そんな40歳ですがどうか皆様よろしくお願いいたします。義種親から送られてきた激ウマ毛蟹を食いつつ、ビール飲みつつ誕生日を楽しみたいと思います。ちなみに、妻はヒドい下痢でトイレから出てきません!毛蟹は全部ボクがいただきます!

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  1. 2008/12/15(月) 00:00:00|
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やまがたのようかい

 もう十年近く昔の話になるが、山形に移住してくる前夜…東京で性に合わない責任ある仕事に就いてしまい疲れ果ててたボクは、たまの連休になると、その当時はまだ友人関係だった妻の住む山形へと遊びに通って来ていた。
 ほっとけばいくらでも湧いてくる仕事をどうにか片付け、新幹線に乗り込んだ瞬間の何ともいえない開放感は堪らない悦びであり、ガランとした車内で缶ビールのプルタブを開けると思わず顔がニヤけた。
 二十三時過ぎに山形駅へ到着し、桜田にあったその頃はまだ単なるの飲み友達だった妻のアパートへと歩き出す…東京よりちょっとひんやりした空気を吸い込み、線路沿いの道を行きながら「こっちは暗いんだな」と思った。街灯の数が少ないのか、街灯の明るさ自体がちがうのか、細い路地の先にある闇の濃さに心奪われるものがあった。
「昔はもっと世の中に妖怪がたくさんいたんですけどね…」著名な作家がそんな風に話してるのを聞いたことがある。確かにそうかもしれない。ほんの三、四十年前は日本中どこでもこんなに街灯は無く、夜になればそこかしこに深い闇があった…闇を照らす月明り、月明りが作り出す影…そういったものが、妖怪を含めた魑魅魍魎をより身近なものとして人のそばに存在させていたのだと思う。
 自分の幼い頃を考えてみても、障子に反射した薄明りが天井の木目に無気味な陰影を作り出し、よくそこに人の顔を見つけ震えたものだ。今は真っ白なクロス貼りの天井に眩しいばかりの照明器具…これでは、魑魅魍魎の出番などあるはずがない。
 思った通り、山形で暮らしはじめてからは妖怪の類いによくお目にかかるようになった。東京では深夜の暗がりというと、アベックや不良少年の溜り場になるのが関の山だが、人口密度のおかげかこっちではまだそんな中途半端な情念に荒らされてはおらず、コンビニ帰りに通りがかった神社裏手で大木が作り出す漆黒の闇が蠢いたりすると、子供の頃からのオカルトファンであるボクはゾクッとしながらも何ともいえないトキメキを覚えてしまったりしていた。

 妖怪はもちろんのこと、UFOや幽霊に関してもボクはある同じ考えを持っている。
『見る側のチカラ』と『見られる側のチカラ』の作用についてである。
『見る側のチカラ』とは、寝室の天井に人の顔を見つけだしたり、草木のざわめきの中から人のすすり泣く声を聞き出したりする、いわゆる【錯覚】とか【幻聴】を捕らえるチカラ。
『見られる側のチカラ』とは、その場所や空間に残ったエネルギー…
 例えば、交通事故をおこした車が、ぶつかったガードレールに大きな傷を残すように、運転していた人が事故を起こした瞬間に発した「ギャッ!」という断末魔の叫びだけが、その空間に小さな歪みとして… 
 心に深い傷を負った人が自室にて命を断とうとしたその瞬間の悲しい、苦しい、辛く恨めしいその強い感情だけがその場に染みつき、時間がたった後もフトしたタイミングで『見る側のチカラ』とうまく噛み合い、そこに何か科学では説明つかないような《モノの怪》を見せるのではなかろうか?

 花小路のはずれにある行きつけの居酒屋で、ボクはこんな持論を熱く語っていた。話し相手は、今日はじめてこの店のカウンターで隣合わせた吉村さんという男性。一時期都内で仕事をしていて、三年前に生まれ故郷の山形に帰ってきたという吉村さんは、ボクより五つ年上の四十四歳だというが、肌ツヤのせいか随分若く見えた。
 お互いゆかりのある新小岩近辺の話で盛り上がり意気投合したのだが、山形に移住して来たばかりの時の事を語っている時に思いつきで聞いた「吉村さんは山形で妖怪に会った事ありますか?」という質問に、キラリと目を輝かせたのを見逃さず(いま思うと、キラリというよりドキリだったのかもしれない)酔いに任せて妄言を投げかけてしまったのだ。
「科学的根拠が明白にならないが故に、いわゆるオカルト体験談ていう【錯覚】や【幻聴】だとまとめられちゃってるけど、ホントに『見る側のチカラ』だけなんですかね?別々の人が別々の時間に同じ体験をしたり、同じ感情を抱いたりするケースもあるじゃないですか?ボクは、ああいうのって『見られる側のチカラ』も作用してる気がするんですよね」
 しゃべりきった所で、グラスに残ったぬるいビールをキュッと飲み干す。吉村さんもつられるように焼酎の入ったグラスをかたむけ、小さくなった氷を口の中でカッカと鳴らした。
「あ、すいません…つい熱くなっちゃって」
我にかえって詫びると、吉村さんは顔の前で左手をパタパタさせながら首を横に振った。
「信じてくれるかわかんないけどさ…」
グラスに新しい氷を入れながら吉村さんが小さい声で言った。
「え?」
聞き返したボクの方に顔をむけず、グラスを見据えたまま続ける。
「聞き流してくれていいんだけどさ…禿生ちゃんおもしろい人みたいだから、ちょっと話してもいいかな?」
「ええ、もちろん!」
自分だけ語ってしまった気恥ずかしさがあったので、吉村さんもノッてくれたのかと嬉しくなり身を乗り出したが、そこで語られた話は予想外に重い…スーッと酔いが醒めていくような内容だった。
 要約すると、吉村さんのお姉さんが実家で亡くなったのが五年前、死後まもなく誰もいないはずのお姉さんの部屋から物音が聞こえたりと不思議な現象が続き、ついにはお母さんが姿を見るようにまでなってしまったという…そんな現象が頻繁に起こりノイローゼ気味になってしまったお母さんの事があって、吉村さんは山形に帰ってきたというのだ。
「信じなくてもいいからさ」という言葉を何度もはさみながら、吉村さんは一気に語った。
「俺が実家で暮らすようになったら、姉ちゃんのこと見えなくなったのか母親もずいぶん元気になってさ…てっきり、俺に山形へ帰って来て欲しい口実で言ってた母親の嘘だと思ってたんだけどさ…」
「なるほど」
「去年の暮れあたりから見えるようになっちゃったんだ…」
「え?」
「最初は、階段の下とか暗がりで…今はもう昼間でも出てきてさ…」
「お姉さん…ですか?」
吉村さんがうつむいたままコクリとうなずく。
「窓開けてるとカーテンが、こう…ヒラヒラってなるでしょ?あの間にチラチラ見えるんだよ」
「はあ…チラチラですか」
 火のついたタバコを吸わずに指ではさんだままうつむいてる姿を横目で見ながら(泣いてるのかな?)と一瞬思ったが、吉村さんはそんな視線を感じたのかゆっくり顔を上げ、タバコを吸い込むと「ハァ~ア~」なんて変な抑揚をつけながら煙を吐き出した。
「でもさ、さっきの禿生ちゃんの話し聞いてたら“そっかなあ”って思ってさ…」
「ボクの話し…ですか?」
「そう、俺も母親も姉ちゃんが何か言いたいことや、やり残した事があって出てくるのかと思ってたんだけどさ…もしくは、俺らに怨みがあるとかね…」
「まさか!」
「や、マジでそう思ったこともあったんだけど、結局何か聞いても答えてくれるわけじゃないから、わかんなくなっちゃって」
「そうですか…」
「でも、禿生ちゃんの言うように、俺らに見えてる姉ちゃんは別に意志を持ってるわけじゃなくて、死んじゃう前の…何ていうか…気持ちのカケラみたいのが傷のように残っていて」
「実家のアチコチでビデオを再生するように、ただ姿だけが見えている!」
「そうかもしれない…最近になって俺に見えるようになったのも、やっと実家での生活に馴れてきて『見る側のチカラ』がついたって事なら説明がつく」
「そ、そうですよ!」

 そっから先は、語った!とにかく語った!醒めかけた酔いを戻すように焼酎のロックを(吉村さんのボトルだったけど)ゴンゴン飲みながら「きっとそれにちがいない!」「怨みつらみがあって出てきてるわけじゃないはずですよ!」ということを、とにかく理屈屁理屈並べ立てて説得した。

 時計が午前二時を回り、ボトルが空になったのをきっかけにどちらともなく「そろそろ帰りますか」という言葉が出た。最後にがっちり握手をして、徒歩で帰る吉村さんが先に店を出た。
 マスターに呼んでもらったタクシーを待ってたボクは、タバコに火をつけ小さくため息をつく
「俺は信じないぞ」
 え?と顔を上げると、マスターがグラス片手にこっちを睨んでる。
「幽霊が出るなんて、俺は信じないぞ」
「でも、幽霊といっても怨みつらみを持ってるわけじゃ…」
「吉村の姉さんてな、自殺だったんだぞ」
「!」思わずキュッと胸が詰まる。
「あいつん家で何があったかは知らんけど、自殺だなんてよっぽどの事がなきゃしないはず…怨みつらみが、全くなかったってこた無いだろ」
「…てっきり病気か何かで亡くなったのかと」
「とにかく幽霊なんて、俺は信じねえ…お前さんが変な話しするから、アイツが悪ノリしちまったのさ」
「でも…」
「ホントだったら、悲しすぎる…だろ?」
「…たしかに」

 結局、呼んでもらったタクシーにマスターも乗り、小姓町のスナックで朝まで歌って呑み直した。あの日「また一緒に飲みましょう」と交換した吉村さんのアドレスからメールは来ないし、ボクも出してない。
 いつかまた、居酒屋のカウンターで偶然並び、何事もなかったかのように新小岩の話で盛り上がれたらな…と思っている。

 
  1. 2008/12/10(水) 12:12:12|
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頭痛腰痛冬景色

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12/2(火)出勤日
具合悪いんだな…午後になると熱が上がる感じで、頭痛と吐き気がある(でも、それ以上に食欲もある)。妻に言ったら「週末の深酒のせいで肝臓が疲れてるのだ。2、3日断酒しなさい」てな分析なので、素直に従っているのだが…具合悪いんだな。風邪じゃないのコレ?ていうか、もっと深刻な病気だったらどうしよう…なんて事あまり深刻に考え込んでもしょうがないので、しばらくしらんぷりしてみよう。

それはそうと、まだカーポート買ってないのがズシリと胸にのしかかっている。積雪20cm対応のものにするか、その上の積雪50cm対応のものにするか…20cmので、マッハで壊れたらそりゃ嫌だけど、ジョイとかで普通に売られてるのは20cmの方だし、隣の家のも20cmなんだけど、隣の家はアレなのよ…家の外壁にもくっついてるから条件がまたちがうんだろうな…よくわからん!や、わからんとか言って投げ出してるうちに12月になってちゃったんじゃん…なんて事あまり深刻に考え込んでもしょうがないので、しばらくしらんぷりしてみよう。

自分で言うのも何だけど、物凄くどうでもいい事を長々書いてるよね…書いてるうちに段々と自分の本心が揺るぎないものになっていく!とか、一切ない、書けば書く程わけわからなくなるという素晴らしい文章!素晴らしき雑文の世界!

寒くてさ…寝室もあんまり寒いから、ガラスになんか最近ホームセンターとかに出回ってるプチプチみたいなやつを貼りまくったりしたいんだけど、妻は「冬はこんくらい寒いもんだよ、しょうがない」とか言って、貼ったり何だりらじばんだりを拒否するわけですよ。諦めんなよ!と思うんだけど、妻は「や、このままでヘタにどうこうしなくても…」とかって、ホスピスじゃねえんだからさ…っていう、困っちゃうよね?あ、困ってるのはボクだけか…ぺガラスとか高いんだろうなあ…なんて事あまり深刻に考え込んでもしょうがないので、しばらくしらんぷりしてみよう。

2ヶ月前、自転車で会社から帰ってスグに風呂入って、ダラダラと晩酌してた頃が懐かしいなあ…あの頃、幸せだったなあ…ストーブなんてつけなくても暖かいって素晴らしいね!ちょっと空気が澱んだって~と、スグに窓開けて換気してた頃が懐かしい!今なんか、ストーブついてるから前より空気悪いんだろうけど、窓なんて開けられないよ!寒いとかじゃなく、そのもう一つ上の段階にいっちゃってるからね、昨夜なんかうちの庭でペンギンが凍死してたよ!それくらい寒いから!冗談じゃなく、トイレでおしっこしてリビングに戻ると、トイレ行った事によって身体が冷えて便意を催すからね!たまんないよ!便意に次ぐ便意!便意or便意!肛門が締まるのは、尻拭く間だけってくらいトイレとリビングを激しくターン!もし、このまま寒さが増してったらボクはもうオマルに座って晩酌しないといけなくなると思う。そうなったらどうしよう…なんて事あまり深刻に考え込んでもしょうがないので、しばらくしらんぷりぷりぷりぷりぷり

 
  1. 2008/12/03(水) 16:18:33|
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鋼鉄音楽冬景色

発泡酒がない時代「バドワイザーなんて薄くて~」とか言ってバカにしてたけど、こないだ飲んでみたらスゲーうまいの!バドワイザーがうまくなったのか、発泡酒で馴れた舌がよっぽどアレになってんのかわからないけど、スゲーうまかった。なので、最近は『発泡酒2本飲むよりバドワイザー1本飲むぜ!』の精神で、バドってる。もしくはバドワってる。

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11/29(土)出勤日
会社終わってから自宅に小林夫妻&チビっ子と半田くん&ユウくんが遊びに来た。久々にタコ焼きやって、ギョウザも焼いてビールを飲んで…タコ焼きにネギ入れたかったので、半田くんに「ネギ持ってきて」と頼んだら、収穫したばかりの立派なネギを山程持ってきてくれた!あと、賞味期限が微妙に切れた漬物も多量に持ってきてくれた!うまかったよ、ありがとう!小林夫妻は、引越し祝いにとフトン乾燥機くれた!ありがとう、家中のフトン的な存在を片っ端から乾燥させまくります!

小林夫妻には、wii買ったばかりの時「ぜひ遊び来てください」と誘って以来、お互いに何度か打診したりしたんだけどうまくタイミングが合わず結局2年ばかりかかってしまったが、やっと遊べて良かった。小林さんが念願のwiiをやりながら「あ~面白いな~うちも欲しいなあ~」と言ってたら、トミーちゃんが「やりたくなかったら、また遊びきてやらせてもらおうね」と諭すように返してて笑った。どこの家でも、夫が子供心を必要以上に忘れずにいると妻がお母さん化するものなのだなあ…

結局、朝5時過ぎまでキャッキャと飲み続け、妻に「お願いだからもう寝て!いい加減にしろ!」とか言われ「え~何で~?」とか思いながら渋々ベッドに入った。

11/30(日)休日
二日酔いで丸1日フトンの虫。「夕飯は太助寿司に行きたい!」という妻の願いを叶えたかったのですが…夜になってもちょっと運転できそうもなく…食って寝て風呂入って食って寝て…1日が終わりました。

12/1(月)出勤日
相変わらず仕事忙しく、しかも午後からは謎の頭痛が…フラフラと帰宅し、しかし今夜こそは妻を太助寿司に連れてくと約束していたので、南陽まで車を飛ばし、寿司食って灯油買って帰宅。ベッドでひと寝したら頭痛は治まるが、体調優れず…風邪でないことを祈りつつ、風呂入って暖まって就寝。

LOUDNESSのドラマー樋口宗考さん逝去。高崎さんや二井原さんのブログから、容態があまり思わしくない雰囲気を感じていただけに、驚きは少なかったけど、49歳という年齢を考えるとあまりに無念だよなあ…我々より上の世代にとってのベンチャーズが、我々にとってはLOUDNESSだったようなトコがあるので、特に大ファンというわけでなかった自分的にもズシンという喪失感がある。でも、まだ聴き込んでない(LOUDNESSやSLYの)CDやDVDがたくさんあるから、それらを聴き倒して「もう何も聴くものがない!」ってなってから悲しもうと思う。親分肌な樋口さんのことだから天国から他のメンバーに「オレの追悼ライブと再版CDで小金稼いでくれ!最後のクリスマスプレゼントや!」くらいの事は言ってそう。とにかく今は病魔からようやく逃れた体で、思いっきりスティックを振り回していて欲しいなと…ご冥福をお祈ります。

 
  1. 2008/12/02(火) 16:45:37|
  2. 日記
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