禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻や愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

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妻と出会えて良かったなあ…とシミジミ思うことがある。しかも「たまに」じゃなく、割と頻繁に。ボクは妻と付き合うまでは、自分を優しい男だと思ってたフシがある…本気でそう自負していた感が否めない、お恥ずかしながら…でも、当然ちがったわけなんですね。ワガママで、そのくせそれを上手に隠して何か問題が勃発すると、うまいこと相手のせいにしてしまえるズル賢い男なだけだったわけです。そういう自分が見えて、しかもそんな自分を受け入れてもらっている…こんなにありがたいことはない。ありがとうございますありがとうございますとトイレで手を合わせる毎日です…や、本人の前でやるとつけあがってしまう可能性があるので、影でこっそりとね。薔薇のツボミのようなピンク色の肛門から、青白い粉状の大便をサラサラと出しながら「ありがとうございますありがとうございます」もちろん尻は拭きません。そして、薄給なボクの稼ぎをコツコツとためては、年に一度はちょっと大きな買い物を許してくれる。去年はエレキギターだった…今年は「エレキベースが欲しいなあ」って、こないだつぶやいたら洗濯物たたむ手を休めボクを見上げてニッコリと微笑んでくれました。ちょっと眉毛は逆八の字になってた気がするけど、歯をギリギリいわせつつ小刻みに震えてた気もするけど、とにかく微笑んでました。や、ボクには微笑んでるように見えました。うんうん、あれは笑顔にちがいない!

まあ、そんなわけで朝晩もちょっと冷え込むようになってきたんで、季節的にもお腹にあてがうエレキベースなんかちょうどいいんじゃないかなあ?てことで「そろそろ本気で買います」の気持ちを込めてさっき「あいしてる」ってメールしたんですよ。したら、返事来ました…妻も「あいしてる」だって。そっか、OKかあ~嬉しいなあ!え?「そんなメール本当は送ってないだろ」って?いやいや、本当に送ったし、返事もきたってからタチ悪い!だって、これでボクの「そろそろ本気で買います」という真意が伝わってなかったら大変!この日記読んだ妻が激怒すること必至ですよ。まあ、そんな心配は杞憂に終るでしょうから気にしないとして、とりあえず会社帰りにミュージック昭和に寄ってこうと思います。いや、実はちょっと前々から目をつけてるジャズベがあるんだよね…今日いきなりカードで買って帰ったら、怒るだろうなあ~怒るかなあ?や、そんなはずない!もっと妻の「あいしてる」って言葉を信じなきゃ!信じて信じて!妻を…自分を信じて!大丈夫!大丈夫!

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  1. 2007/09/29(土) 17:17:17|
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King of ditch

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今週はおかしな陽気の日が続いている。火水と朝晩グッと冷え込む日が続いたかと思えば、昨日はまたジットリと暑くなり今日は珍しく強い風が吹いている。こんなふうに生暖かい風を浴びてると千葉を思い出す。山形はあまり風が吹かないからなあ…むこうに暮らしている時は当たり前のことなので意識しなかったが、千葉はよく強い風が吹いていた。もう10年前にもなるだろうか船橋に住んでる頃、徹夜仕事明けでスクーターに乗り船橋の海浜公園まで走ったことがあった。あまりに天気が良かったので、なんだかそのままベッドに入るのがもったいなかったのだ。海浜公園と言ってもそんな立派なものじゃない、工場地帯のはずれにポツンとある寂れた砂浜で、夏場は中途半端な大きさのプール目当てに子供らがバスに乗りやってくるが、シーズンオフは芝生に寝転び昼寝するサラリーマンと、釣り人くらいしか歩いていないし、肝心の海はもちろんゴミだらけで当然汚い。大型車がガンガン飛ばしてる臨海道路をヨロヨロとやりすごし、海への真直ぐな道に入ると体全体に海からの強い風が当たり、グッと気持ちが盛り上がったものだ。ヘルメットを揺らしながらビュウビュウと鳴り、Tシャツがバタバタと激しく脇腹を叩く無邪気で力強い海風…あの感覚を、ひさしく味わってない。

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海浜公園の敷地内にはこじんまりとした温水プールやジムもあり、その建物の中に風呂もあった。確か、向かいのゴミ焼却場の熱を利用した風呂で、プールの2階…100円位の安い金額だったか、500円ばかりとられたかハッキリ覚えてないのだが、下には温水プール、ジムにはシャワーがあるこのシュチュエーションで一体誰が風呂なんかに?と思ったとおり、小さな観光ホテルの浴場並みの広さだったそこはいつもガラガラだった…ていうか、何度か入ったが人と会ったことは無かったように思う。うろ覚えばかりでボンヤリした話になってしまったが、ひとつ鮮明に覚えているのは、台風が近づいている日にその風呂の窓から荒れる遠浅の海を眺めていた…あの光景。ガラスを揺らしゴォォォォオという音がくすんで聞こえた。暴風雨にちょっとドキドキワクワクしながら、それをひとりボケーッと見ている誰とも繋がってない自分の孤独に心底シラケていた。台風がきてるよ!風がすごいよ!汚ったない東京湾のヘドロばかりの海がいっちょまえに荒れて見せてるよ!ドブ川の流れついた大きな水たまりが、ドブの親玉が海だ!って、自分は海なんだって主張してるよ!誰かに伝え、誰かに受け取ってもらいたかったが、誰に話せばいいのかわからない…話したとこでどうせ…そんなヒネクレた気持ちももちろんあった。

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今こうして、誰にも伝えられずカラ回っていた想いが、はじめて文章として他人の目に触れる。不思議で楽しい…実に愉快だ。10年前の自分が知ったら、さぞかし驚くだろう「あの日お前が抱いてたモヤモヤは10年後、小さな水滴になって他人の心にちょっぴりシミを作る。すぐ消えるシミだけど、ちゃんと届けたからな」そう言ってやりたい。誰の人生にも小さな驚きはひそんでおり、それは自分で作り出せるものなのだ…歳をとったからこそ知ることのできた真理のひとつだと思う。

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画像は、当時の海浜公園周辺を撮影したもの


 
  1. 2007/09/28(金) 12:12:12|
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Good luck feeling

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3連休、土曜日はポチあにきの誕生会…という名の飲み会。7月生まれのポチくんだが、夏場はなにかと忙しく2ヶ月も伸び伸びになっていた。場所はいつもの『炙り屋ジョニー』でジンギスカン、手羽先、ホルモン、ナンコツ、イカ、シシャモ、オニギリ焼きまくりコース。みんなに「焼肉にはワサビ醤油!」を強要し「ああ、確かに悪くないかも…」との反応を頂戴して満足。焼肉にはワサビ醤油!焼肉にはワサビ醤油だからね!

みつおくんと会話してて「やけに話が合うなあ…」と思っていたら、彼も同じことを感じてたらしく、久々に「禿生さんて何でも知ってるんですね」と言われてしまった。もちろんボクは、とりたてて物知りというわけではないのだが、趣味が似てて年齢差があるとそういう錯覚を与えてしまうことがあるのだ。あと、良くも悪くも“知ったかぶり”のケがあると、どうしても「知らない」や「わからない」という言葉が出せず、たいして知らないことでも「名前は聞いたことあるけど」「最近かなり流行ってるみたいね」などと濁すのがうまくなってしまう為、自分が望んでる以上に物知りに思われてしまうことがある。何年前かは忘れたが、はじめて「何でも知ってるんですね」と言われた時は、こんな風に冷静に分析することもできずに何か大きな嘘をついてしまったような罪悪感に苛まれたものだった。みつおくんには「趣味が似てるからそう錯覚するのだ」と言って、ボクが苦手なジャンルを列挙した…野球、サッカー、車のこともあまり知らないし…それから、若い男の子のカ・ラ・ダ・ノ・コ・ト・モ、耳もとでささやきながら指先でみつおくんの首筋をスーッ、反対の手でヒザ上に置かれた彼の手をギュッ…読んでる人が思ってる以上に、書いてる方は気持ち悪かったりする

満腹で店を出ると、ポチあにきが珍しくハシゴせずに帰ると言う。去年はここにくると必ず10杯以上飲んでたのに今回はお互い7杯くらいかな…体調のせいか歳のせいかわからんが酒量が減り、「トップギアで飲み続けたい」という気持ちと「マイペースでゆっくりのんびり飲もうや」が交錯して、ちょっと複雑な気分になる。ガンガン飲み続けてテンション上げまくりで騒ぐと、その夜は最高の星をつかめるのだが、次の朝はカラッポになっていて記憶も薄く後悔の方が大きかったりする。ホドホドに飲んで、ホドホドで帰ると多幸感はまったく得られないが、次の朝の後悔はなく「ゆうべは楽しかったな」というホンワリとした思いが心に残っていたりする。どっちが良いのか冷静に考えれば簡単なことだが、あの多幸感を…あの万能感を得た時の快楽といったら…いや、わかってる、度が過ぎるのは良くないとわかってはいる

何だかんだいいながら、みつおくん半田くんを誘って妻も含めた4人でカラオケに行き「当然でしょ」とばかりに飲み放題コースでビールを浴び、マイクを握りしめ多幸感に包まれた。もちろん、ギアはトップだ!

日曜日は言わずもがな二日酔い…昨夜、みつおくん半田くんとした約束も果たせず大後悔の泥の中で糞虫のように丸まって1日を終えた。

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月曜日は、妻のバイト先の芋煮会に参加。美人に囲まれてバーベキューと生ビール!夜半過ぎに帰宅してからは、玉置さんたちが遊びに来てるという本田家とビデオチャットで繋いで飲み会。次の日が誕生日だという玉置さんを祝おうと0時ちょうどにモニター越しの「ハッピーバースデー」で乾杯!酔った頭で「今日はトップギアに入れてないぞ、ホドホドだったはずだぞ…」と確認しながらベッドに入ったのだが、火曜日は二日酔い…そうだよな、昼間からズッと飲んでたんだもんな「ホドホドも長過ぎるとホドホドじゃなくなる」そりゃそうだ

 
  1. 2007/09/26(水) 12:12:12|
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その気になれば



空を飛ぶとこだってできるんだ

 
  1. 2007/09/25(火) 20:20:20|
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RiverのSide

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先日の台風による増水で中州に繁っていた雑草や木々が皆流されてしまい、妙にガランとしてしまった河原。水量も少なめで迫力なく妙に貧相な雰囲気…淋しい

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それでも河原は芋煮会で賑わっている。天気がいいからなあ~

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これから重機が入ったりして河の流れをまたイチから作り直してくんだろうけど、そういうの想像するとワクワクするなあ…子供の時に田んぼの用水路をせき止めて、流れを自分の思い通りに作ろうとした遊びを思い出す。

 
  1. 2007/09/22(土) 16:16:16|
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SnowPower

農協…あ、いや、JAに勤める友人が開発に係わったインスタントラーメンが発売されるという事を聞きつけたので「ぜひ試食させてくれ」とスリ寄って食べさせてもらった。山形県産の小麦『ゆきちから』を100%つかった麺と、こだわりのスープが特徴。ストレートの細麺なので、普通のインスタントラーメンより冷麦とか温麺に近いツルツルとした食感。でも、ちゃんと中華麺の味がしてコシもあり、醤油味などは『お蕎麦屋さんの中華そば』の味にかなり近い。

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辛味噌は一転、坦々麺のようなこってりとした辣油とゴマの香りがインパクトあるスープで、ちゃんと辛いのが嬉しい。昨今、出回ってるカップ麺の坦々麺はほとんど食べたが、どのスープよりこのスープはうまいと思う。や、ホントにホントに、辛いの好きな人は一度騙されたと思ってお試しあれ(そして「だまされた~」って…いやいや、そんなこたない)。

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一般の食品メーカーより素材にこだわったJAの商品「味はいいんだけど、値段もそれなりに…」てなことが多いので「スゴクおいしいけど、高かったらスーパーに並べても売れないと思うよ」とクギを刺すと、それは分ってるので…との前置きの上、醤油味は105円・辛味噌115円(両方とも直売所での価格、一般スーパーにはオープンで出すそうです)という低価格。地方の厳選された素材を使った!とかいうと、スグに3食千円だ6食千円だのになってしまうところ、なかなか頑張った値段に納まったもんだとちょっと感心してしまった。

インスタント袋麺はおいしくないし、でも生麺のラーメンは高いし…なんて思ってる方は、是非一度食べてみてください。県外の友人や親戚への贈り物としても「中華麺消費量日本一といわれる山形の県産小麦100%使用」との冠がつけば、インスタントラーメンとはいえ立派な山形の名産品でございます。胸を張ってお送りください。

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あまりベタ誉めなのも堤灯記事っぽくて嫌なので、不満てほどではないけど気になった点をいくつか…まず、麺の量がちょっと少なめ。辛味噌はなどは味が濃厚なので麺がこれだけでは、なんかもったいない気がしてしまう…「もっきり」ってサイズを作って麺3倍量で200円とかできないかね?スープの量は変えずに「替玉」とか「つけ麺」で食べてください…みたいな一文を添えて。逆に醤油味は、かなりアッサリなのでスープを割る湯を入れ過ぎると薄味になってしまうので要注意。

現在この商品を購入できるのは山形市内のJA直営店3ヶ所と、ジェイエイあぐりんやまがたホームページからの通販のみ!とりあえず反応を見つつ、年明けにはスーパーなどにも並べるのが目標とのことです。

 
  1. 2007/09/21(金) 23:23:23|
  2. 日記
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シトロン

住所:山形県山形市緑町3-17-4【地図】
営業時間:11:30~14:30 17:00~21:00
定休日:火曜日
テーブルの調味料:ウスターソース、タバスコ、粉チーズ
ティッシュの有無:おしぼり
接客:気にならない
画像:ハヤシライス 680円、ハンバーグステーキ(ライス付)1,050円

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4種類ある平日ランチ530円というお値打ちメニューからディナーのコース料理まで、何かと評判のいい北高近くの洋食店。特に人気があるのは、開店から27年間作り続けてるというデミグラスソースをたっぷり使ったハヤシライスとハンバーグステーキ!

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ハヤシライスはバターをたっぷり使っており、かなりコッテリとした濃厚な味。真っ黒な外観から苦味が強そうに見えるが、それほどスモーキーな香りは感じない。ドロドロのルーをたぐると、ほぐれた牛スネ肉がたっぷり…トロけたタマネギの甘味と共に強いコクがありゴハンにあう。実においしいが、カロリーも高そう。

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牛豚合い挽き肉のハンバーグはしっとりとした柔らかめの食感に、これまた濃厚なデミグラスソースがたっぷりかかっておいしい。両方共かなりコッテリでゴハンが進む、本格的でありながら庶民的なまさに『ザ・街角の洋食屋さん』である。

再来店の可能性:○

 
  1. 2007/09/20(木) 12:12:12|
  2. 街の食堂消化機構
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わさび醤油

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焼肉にはわさび醤油!いやいや、ホントにホント!マジだから試しにやってみてよ!そこらの市販の焼肉のタレより、ずっとおいしいから!まあ、ゴハンと一緒に食べる時は焼肉のタレで食べるのも悪くないし、ボクもコチュジャンやニンニクでボテボテになったタレとか嫌いじゃないけど、ビールなどアルコールを飲みつつ食べるなら、甘かったり辛かったり色んな味のし過ぎるタレよりコッチ!わさび醤油最強!大体、焼肉のタレって今みたいに脂ののった肉が出回ってない時に、スジっぽくてクッチャラクッチャラ噛み続けないといけない焼肉をおいしく食べるために考えられたものじゃない?最近は、そんなに高い肉じゃなくてもそれなりに脂のってて柔らかいんだから、わざわざ肉の匂い消したりしないで、醤油とわさびをチョンチョンでガフッ!ガフッでホフッホフッ、それからグビリですよ!で、脂の少ないロースとかは塩ね、焼きながら塩をパラパラふってレモン汁にチョンとつけてガフッ!ガフッでホフッホフッ、それからグビリですよ…ちょっとクドかったかな?とにかくわさび醤油!次に焼肉する時は、ぜひお試しを!



 
  1. 2007/09/19(水) 12:12:12|
  2. 日記
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京都といえば

週末、京都へ旅行に行ってる友人が「おいしいラーメン屋知りませんか?」と(不特定多数の人に)質問していたので、胸を張って「京都と言ったらラーメンじゃなくて、うどんでしょ!」と断言し、うどん屋の魅力についてメールで熱く語ったのだが、いかに関東とちがう風変わりでおいしいメニューがあるか説明してるうちに自分が食べたくなってしまったので、思い入れあるメニューを再現して久々に喰らってみた。

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『あんかけうどん』
修学旅行以来はじめて京都に行ったのは、20歳の頃だったと思う。当時やってたバンドのメンバーで、仲良しだった溝口くんと男2人「本物の舞妓さんを見てみたい」なんていうバカ話が膨らんで、貰ったばかりのバイト代を握りしめ新幹線に乗り込んだのだ。とりあえず京都に着き「京都っぽいものを食べてみたいね」なんて話し合ったのだが、貧乏旅行なので懐石料理のようなものに手が出るわけもなく、ただ「関東と関西ではうどんの汁が全然ちがうらしい」という知識だけを頼りに、街角の古びたうどん屋に入ってみて驚いた!そこには、関東で見たことのない変な名前のメニューがズラリと並んでいるではないか!しっぽく、はなまき、おかめ、のっぺい、あんかけ、はいから etc... 関東に無くて、でもネーミングからなんとなく想像のできるあんかけうどんを注文した。ドンブリが運ばれてビックリ、具が何ものってない!ネギすらない!ドロッとした薄茶色の汁以外は麺とおろし生姜のみ…物足りない気持ちを抱えつつもうどんをすすると、コレがうまい!熱々の汁をズゾゾッと重くすすりながらうどんをフーフーしてガブリ(普通に麺をすすってしまうと熱々の汁が顔に飛んだりして危険なので、ボクは手元でひと口サイズにまとめあげて食べている)。単調な味だが、もったりとした食感と異なり生姜の香りで口の中はスッキリしてあり、食べ飽きることなくたいらげてしまえる。あんまりおいしかったので、京都にいる間は1日1杯はこれを食べ続けた。

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『きつね丼』
現在のようにTVのグルメ番組や雑誌が蔓延などしておらず、食に対する情報が(食以外もそうだけど)圧倒的に少なかった20年前、しかも歴史のない新興住宅地で育った自分にとって知ってる《ドンブリもの》と言えば、親子丼、カツ丼、牛丼、鰻丼くらいのものだった。どれも肉なり鰻なりのメインあってのドンブリである…そこへ『きつね丼』だなんてビックリ!油揚げって味噌汁の具でしょ?みたいな、とてもメインを張れるようには思えないんだけど…注文するにはかなり勇気がいったが、妙に気になってしまったので最終日、あんかけうどんを食べに立ち寄ったうどん屋で注文してみた。そしたら、コレがうまかった!ダシの染みたお揚げとシャキシャキ感の残る青葱が、何とも言えずゴハンにマッチして実においしかった。「鰻丼にかけるアレでしょ?」くらいの知識しかない粉山椒がまたこれに合うんだ!ちなみに、きつね丼を玉子でとじた衣笠丼、カマボコを玉子でとじた木の葉丼なんて品書きに並んでいたなあ…

両方共ひさしぶりに作ってみたんだけど、それなりにおいしく出来た。こうやって簡単に作れる物をワザワザ旅先で食べてこいってのもトンチンカンな話だよな…と思いつつも、やっぱり一度現地のひなびたうどん屋(腰の曲がったばあちゃんが運んでくるような)で食べてみて欲しいなあ…ラーメン屋は、まだしばらく無くなったりしないだろうけど、ひなびたうどん屋は20年後残ってないかもしれないんだから。

興味を持った方は是非お宅で作ってみて欲しい。まず『あんかけうどん』、鍋に張ったドンブリ1杯分の湯にダシの素・塩を入れて味を整え、ここにダシ醤油(そばつゆの素)を少なめに入れて軽く色づけする。別鍋のうどんが煮えたらドンブリにあけ、水溶き片栗粉を多めに入れてトロミをつけた汁をバシャーッ、上におろし生姜を添えて完成。『きつね丼』は、上と同じようなあんばいで作った汁(もちろん量は少なめで)に、熱湯で油抜きした油揚げを入れて煮込み、味が染みたら刻んだ青葱を入れひと煮立ちさせたらOK、ドンブリによそったゴハンの上にかけて粉山椒をふって出来上がり。ボクは青葱の変わりに、普通の長葱の青いとこを刻んでちょっと長めに火にかけて代用しちゃう事が多いです。どちらも、甘めの方が好みのだという人は、砂糖や味醂を入れてみるのも当然アリですのでどうぞ御自由にお試しください。

ちなみに、御茶屋に入る金もツテもない20年前の我々は先斗町に張り込んで、本物の舞妓さんを見ることに成功した。電柱の影から身を乗り出し「出て来たぞ!来た!来た!」「本物だ!本物!」「スゲースゲー!」って、馬鹿らしいけど忘れ得ぬ思い出である。

  1. 2007/09/18(火) 17:17:17|
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JANGO

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映画『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』を観てきた。この、コメディ臭漂うタイトルからして駄作の香りを感じ、正直まったく惹かれない状態で劇場に足を運んだのだが、すっごくおもしろかった。もう一度言おう、すっごくおもしろかった。ストリーについては、公式サイト等でさらりと読み流していただくことをオススメするが、数ある映画の楽しみの中でこの映画に関して特に強く感じたのは以下の2つ。

 ・観た後、チャンバラとかガンマン(ごっこ)をしたくなる。
 ・観た後、この映画について誰かと語りたくなる。

この2つがあるだけで、観る価値はあると思う。観てる最中どんなに興奮できる作品であっても、劇場を出た後にスッと忘れることのできるものはちょっと物足りないし(そういう作品が好きな人もいるだろうが)、善かれ悪しかれ語る事がたくさんある作品てのは観た後も自分の中でどんどん膨らんでくれて楽しい。

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ボクは、それほど映画好きというわけでなく「どんな映画が好き?」と聞かれても「いろいろ」と答えてしまう程度の人間で、いわゆるハリウッドの大作映画も好きなんだけど、そのハリウッド大作映画をマネた邦画って80年代からズーーッとあったでしょ?例えば、リターナーとかリターナーとかリターナー…いや、ちょっと他に名前出てこないけど、VFXをそれなりに駆使していて、制作費数億円!とかいうふれこみで「演技大丈夫なの?」みたいな2枚目俳優が看板はって、予告編とポスターだけはべらぼうにカッコイイのに、実際の作品観たら学芸会でした…みたいなの。や、役者うんぬんというより、お金のかけかたの中途半端さと、カット割りのテンポ…つまり編集のレベルかなあ?が、とにかくハリウッド映画に1/10も届いてないのに「ハリウッドと並んだ!」みたいなコピー打っちゃうような、VFXも「一番カッコイイとこは予告編で流れてたとこだけ」って監督が後ろでペロッと舌出してるような映画。そういうのを今まで何度も砂を噛むような思いで観てきたので…やっと、やっとこの映画で届いたんじゃない?と、やっとお金と編集でハリウッドと並べる邦画が作れたんじゃない?みたいな「積年の恨みを晴らしてくれた」ようなものを感じてしまった。

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ただ「ハリウッドと並べる」と言ったものの、英語がね…この映画は全編セリフが英語なのだが、メインキャストの数名はそれなりにしゃべれているものの、出番の少ない俳優、特にファーストシーンにゲストっぽく出てた香取慎吾の何ていうか、チャン・ドンゴンの日本語「あなたのことが、しゅきだかだ~!」レベルな発音は実にアレな感じで、英語圏の観客が見たら内容ウンヌンの前に気まずくて席を立っちゃうのではないだろうか?くらいであったりするのだ。でも、字幕映画なんてありえない英語圏…というか、アメリカにメイドインジャパンの作品を(吹き替えなしで)売りたいと思ったら、やっぱり英語でしゃべっちゃうしかないんだよな。自分の作品を、吹き替えして売るか、リメイク権を売るか、英語で作っちゃうか…考えた末の結論としては仕方ないのかもしれない。

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他にも語りたいことはいっぱいある(以下ネタバレ含)。伊勢谷友介の刀さばき、銃さばきのカッコ良さ。夫を殺した男に襲われて泥の墓場を転げ回ったり、泣き崩れる息子を見ながら犯されたり、最後も死の際だというのに息子の前で死姦されそうになったりと、いわばこの作品の陵辱シーン担当の木村佳乃が後から考えてみれば胸のひとつも露出してない事にビックリ。深みの感じないヒーローの描き方に比べ、悪役のバラエティで生き生きとした描かれ方。桃井かおり、石橋貴明などアクの強い役者の使い方のうまさ…あと、山形でかなりロケをしてるんだけど、これが実に良かった。どうせ田舎だったらどこでも良かったんでしょ?ぐらいに思って観たのだが、ちゃんと山形だった!特に「このシーンだけ海外ロケ?グランドキャニオン?」なんて思ってた場所が、別アングルから写ったら蔵王のお釜だった時の驚きといったら!や、映画館に観に行けとは言わない、DVDがレンタル屋に並んだ時にボクがどうこう書いてたのを思い出していただければ幸い…伊勢谷友介いいよ~輝いてた頃の窪塚洋介みたいだった。

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しかし、タランティーノはこの作品にどこまで関わっているんだろう?ネットで調べた限りでは「三池監督が直接アメリカまで行って出演交渉してきた」くらいの情報しかないが、明らかに『キルビル』を意識してる本作…監督が「あんたが日本の仁侠映画が好きだったように、俺もマカロニウエスタンが好きだったんだ。キルビルに対するアンサーを作らせてくれ!協力してくれないか?」くらいの事は言ってそうな…つい、そんな妄想が広がってしまうのも楽しい。にしても、タイトルが最悪…それだけが残念!

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  1. 2007/09/16(日) 12:12:12|
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Poisoning

納期のせまった仕事にあせり、時計をチラチラ見つつ綿密な時間配分をしながら孫正義ジェネレータのネタを考え続ける。投稿するわけではなく、誰に見せるわけでもなく、ただ画面と文字がピタッとハマった瞬間の快感に浸りたいためだけに文字を打つ…こういう時だけ妙に頭が冴えて、いくらでもネタが出てくる自分が嫌だ。早く飽きてくれないと、ほんとに仕事がヤバい…ヤバいのに…

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  1. 2007/09/14(金) 10:10:10|
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Bootleg

ザキくんのblogを読んでいたら「マドンナがピラティスをやっている」という話があった。ピラティス?と思って検索してみたら、ドイツ人医師がリハビリのためにヨガや太極拳を取り入れて開発した体操がベースになっている運動らしく、例によって例のごとく「簡単で、ダイエット効果がある」という。そして、すんごく驚いたのはピラティスは胸式呼吸が基本の呼吸法だというのだ…ちょっと前に流行ってたヨガでは、腹式呼吸が大事だと言われ、胸式呼吸の悪行についてクドクドと…それこそ「腹式呼吸してねえから、お前らはデブなんだよ!」と言わんばかりに説かれ洗脳されてきたというのに、腹式呼吸ダメですって!胸式呼吸ですって!ふう~まったね…もう息吸うにも流行り廃りに左右されなくちゃなんねえとはな…いや、まいった「デブは情報に振り回されながらブヒブヒ走っとけよ!ちょっとは痩せるかもな…フヒヒ」ってか?

とか言いながら、今日家に帰ったら妻を誘ってさっそくやってみるつもりです。ブヒブヒ

 ピラティス
 http://diet.goo.ne.jp/member/topics/0509_no1/index.html

マドンナといえば、思い出すのは18歳の夏休みにバイトしていた海賊版レコード通販店の店長。マンションの1室でハードロックやヘビーメタルのブートレッグ盤に囲まれ、膨大な知識と英語力で武装していた店長が実は一番好きだったのが、マドンナ…ちょっと意外だったので「え?」と聞き返すと「い、いいじゃねえか!聞いてみたら良かったんだよ!」「…や、ボクも結構好きですよ」「そ、そう?」で、次の日『Who's That Girl?』のビデオをダビングしてきてくれた。お酒が飲めないのに焼鳥が大好きな店長の言いつけで、よく居酒屋に焼鳥を買いに行った。レコードの入ったダンボール箱しかない殺風景な部屋で、2人で向かい合い焼き鳥を食べながら、週に6日事務所に泊まり込んでる(忙しいからではなく、通勤がめんどくさいからという理由で)店長に付き合ってダラダラといつまでも音楽の話をしていた…夏休みが終り、ボクが「バイト続けさせてください」と頼むと「お前はまだ若い、頑張って学校に通え」と言い、ボクと同時期にバイトに入ったフリーターのコバヤシくんを連れて荻窪に移転してしまった。今ちょっと検索してみたら、店はまだ健在で「老舗」なんて言われていた。老舗かあ…そりゃそうだよなあ、もうボクがバイトしてた夏から20年たってるんだもんな。デブだった店長も今頃ピラティスを…いやいや、まさかね

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画像は松見町『大黒屋』の焼鳥

  1. 2007/09/13(木) 17:17:17|
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Reaction

9月4日の日記で、自主製作映画『足マン』の監督でありシンガーソングライターの半田和己くんのCDとライブについてちょっと突っ込んだ事を書いた。正直言えば、友人が出したCDについてなど、その内容ウンヌンより「出した」という事実について賞賛してあげればいいもので、深く突っ込んだ所で自分にも相手にも大きなメリットはなく、下手したら気まずい空気だけが残って自然と疎遠に…なので、躊躇はしたが、年の離れた友人だからこそ出来る事のような気もして思い切って書いてみた。ボクの書いた感想に反感を覚えたら、同年代の友人の所に行って「ちっ、あいつは何もわかってねえ」とボヤけばいいのだから…

そんな気持ちで書いた文章を、半田くんは思いのほか素直に受け入れてくれたようで2日後の9/6に自身のブログで返答してくれている。葛藤しながらも気持ちを抑えて「俺の人生への助言のように思えました」と大きく捉えてくれてるのも素直に嬉しい。正直、書いてからの2日間は後悔と「これで良かったんだ」が半分づつ…妻におせっかいな自分の性を嘆いたりもしたけど、悪くない反応があったなら、もうコッチのもんだとばかりに早速週末に呼び出して飲み会!足マンのみつおくん、ポチ夫妻、半田くんの従兄弟でこないだのライブでも遊んでくれた直樹くんと当日の声かけにも関わらず偶然も手伝って人が集まり、みんなで我が家でたこ焼きパーティー!前日が誕生日だった半田くんを囲んで「おめでと~」と乾杯!

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たこ焼きを転がしつつ、ビールをすすりつつ半田くんに活字では伝え切れなかった部分を埋めるように語った。日記には書かなかったアレンジで気になったポイントや音色のこと、もちろん半田くんの詩の素晴しさ等について…そして、彼があのCDに対して抱いている想いや過去の音楽遍歴、女性遍歴…それから、現在進行形で抱いている野望なんかについても聞くことができ、ボクにとっても『僕の汽車は五分遅れだ だけど必ず辿り着くんだ』との距離がグッと縮まったように思う。ちなみに、CDは現在絶賛好評発売中!ホームページでの通販はもちろん、各地のレコード店で注文する事もできるので詳しくは下記リンクを見てくれ!視聴もできるよ!

 半田技研 ホームページ
 http://www.handa-giken.com/

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みつおくんとはヱヴァンゲリヲンについて語り、大のヱヴァファンでありながらまだ新劇場版を観ていないポチあにきを責めたりして遊んだ。みつおくんに「ダメですよ~初日行かなきゃダメですよ~当たり前じゃないですか~」と責められるポチは本当に悔しそうだった…や、マジで5.1chサラウンドを満喫できる劇場で観といた方がいいぞ!ちなみにソラリスは毎週月曜日メンズデーで1,000円ポッキリだから、月曜日に行きなね(どこまでおせっかいなのかと

  1. 2007/09/11(火) 12:12:12|
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南原 太助寿司

住所:山形県山形市南原町2-9-12【地図】
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休
テーブル上の調味料:醤油、お茶
ティッシュの有無:紙おしぼり
接客:気にならない

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我が家の場合、外食といえばラーメンか回転寿司と決まっている。ラーメンはもちろんボクの好物で、寿司は妻の好物。互いに「こないだはラーメンだったから、今日は寿司でしょ?」「いや、こないだのラーメンの前に2回続けて寿司だったから、今日もラーメンでいいじゃないか?」「ちがうよ!寿司2回続いた時はオトウヤンが“今日は寿司な気分だ”て言うから行ったのが1回あるから2回じゃなくて1回だよ」「でも、2回は2回!」「やだ、とにかく今日は寿司なの!」などと毎回のように言い争いながら車を走らせている。

で、ラーメンはボクの『山形ラーメン消化機構』の取材も兼ねているため、新規開拓が多いのだが、寿司の方は何軒かの気に入ってる店をローテーションで回ることが多い。つい1年前までは、西バイパスの栄助寿司がお気に入りで週に2度は通っていたが、なんだかサービスが変な方向に向かってしまい「1カンづつ注文できます」とか言って、メニューに1皿料金と1カンの料金が載り、さらには1皿1カンのメニューや1皿3カンのものもあるのでややこしく、「別に好きなものを好きなだけ食べりゃいいじゃん」という大らかな人は問題ないだろうが、ボクらのように自分の食べたいものと料金のバランスを気にしながら、まるでポーカーのカードを切るようにネタを選んでる者にとっては選択肢が多すぎて、食べてる間ズーーッと頭の中でソロバンをはじいてなきゃならず、無駄に疲れてしまうのだ。

そんなこともあって栄助寿司から離れ、最近は「寿司をジャンクフードとして食べたい時」はかっぱ寿司に、「寿司をおいしく食べたい時」はこの店に来ている。

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カンパチ 168円 <レギュラー>
カンパチはこの店に来たら必ず食べる1皿。ほとんど1年中あるが、季節によって脂がのっていたり、ほとんどのってなかったりと色々な味が楽しめる。今回は物凄く脂ってて、ほとんどトロのような味わいだった。色もほとんど薄ピンク…というか、白に近い。妻は2皿食べていた。

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炙り鮭 115円 <本日のおすすめ>
しっとりとした秋鮭の皮側だけが、軽く炙られており香ばしい。トロサーモンのようなトロリとした食感もおいしいが、身が引き締まって「鮭!」って味も「うんうん、鮭だね」て感じで嬉しい。当たり前だけどさ

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秋刀魚 115円 <本日のおすすめ>
ボクは魚の生臭さが気になってしまうタチなので、スーパーから買ってくる刺身等でも鮮度が悪いと「あ、これボクはダメだわ…」と1切れでギブアップして、残りは妻に任せてしまうことが少なくない。なので、回転寿司であってもそれなりにネタの良い店でないとイワシ、アジ、そして秋刀魚あたりを注文することはない。そういう意味で、ここは素晴しい!臭くなく、小骨抜き等の下処理がしっかりしており、脂がのっている。正直ボクは、この店でカンパチと秋刀魚だけあれば、他のネタが一切無くても腹一杯食べて帰ることができると思う。

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イナダたたき 115円 <本日のおすすめ>
「うん、イナダだね」その程度しか感想はない。もう2度と食べなくていいなとは思うが、2~3ヶ月するとすっかり忘れて<本日のおすすめ>に並んでるのを見て「お、イナダか、めずらしいな…」などと思いながら注文してしまうのだと思う。ちなみにそれぞれのメニューの横にカッコ書きしてある<レギュラー>というのはいつでもある通常メニューで、<本日のおすすめ>は壁に貼られた「その日のみ」もしくは「その季節のみ」のいつでも食べられるというわけではないメニューである。

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牛刺し(米沢牛)210円 <レギュラー>
山形といえば米沢牛!米沢牛のことを調べてみると必ず出てくるのが、牛刺しの握り寿司!でも、これを食べられる場所ってのは意外に少ない。当然、スーパーやおみやげ屋には無いし駅弁屋にも無い。たいてい高級焼肉屋で1人前8カン3,500円なんて値段がついてたりする。庶民にはちょっと敷居の高い話だ…別に8カンも食べれなくてもいい、2カンでも、いや1カンでも!という方は結構いると思う。山形の人であっても「牛刺しの握り寿司?聞いたことはるけど、食べたことは…」て人が多いのではないだろうか?そんな方には是非!安いだけじゃなく、ちゃんとおいしいのでご心配なく。

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トロ鉄火巻(生マグロ)168円 <本日のおすすめ>
レギュラーメニューの鉄火巻(115円)に対し、この値段てことは…と期待しまくって食べたが、あまり違いはわからなかった。スキ身にしちゃうとアレなのね…やっぱり

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ボラ 115円 <本日のおすすめ>
ボラに良い印象はない。季節によって泥臭いことも多いので、河口の投げ釣りなんかで釣れても「なんだ、ボラか…」その程度の存在である。そのボラがこの店のおすすめに貼られ、しかもボラという文字にだけ「オススメ!」と念を押して小さなコメントが書かれている。これは、ひょっとするとひょっとするかも…期待に胸や腹を膨らましながら食べた感想は…「うん、ボラだね」もう2度食べなくていい

  1. 2007/09/10(月) 17:17:17|
  2. 街の食堂消化機構
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Hard Saunaer

サウナの帰りに妻から「今日はこんなおばちゃんがいた」「あんな話を聞いた」という報告を受けるのが習慣になっている。必ず毎回、誰かと何かをしゃべって(というか、話し掛けられて)くるのがスゴイなと思う。男サウナでは、知らぬもの同士の会話なんてほとんどなく、たまにサウナ内テレビのスポーツ中継で痛恨のミスとか、快心のゴールとかの時に「おおっ」って皆の心が重なることがある(体は重ならない)くらいだろう。

隣接した他市のサウナも含め4ヶ所くらいをその時の気分で回ってるのだが、妻が言うには、それぞれの場所に“ほとんどいつもいるおばちゃん”というのが存在しているという。そういったおばちゃんたちは、毎日のようにサウナに通っている言わば『ハードサウナ-』らしく、1回サウナに入ると30分だの1時間だのねばるうちの妻も、それなりにハードサウナ-として認識され、2ヶ月ぶりに会ったおばちゃんから声をかけられる時は「あら、最近サウナ来てなかったの?」ではなく「あら、最近どこかよそのサウナに行ってるの?」である。ハナから“サウナに行かない”という選択肢はなく「アンタはサウナがないと生きてけない体なんでしょ?フフフ」なのである。

昨日は、藤原竜也の大ファンだというおばちゃんが、先週末にTVでやってたアニメ版デスノート総集編を「いつか藤原竜也が出てくるんじゃないか」と目をギラつかせながら見てたけど「結局出てこなかったわ~ガックシ」という話をロングバージョンで語られたらしい。ダイジェストで報告を受けてるボクでさえ、脳が「そんな情報、記憶したくありません」と拒否してくるような内容のバカらしさというか、どーでもよさに、思わず薄笑いを浮かべてしまった。すっごい、おもしろい。

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サウナの後は当然のように晩酌。当然のようにビールがうまい。当然やせたりはしない。

  1. 2007/09/06(木) 12:12:12|
  2. 日記
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手造りうまいものの店 いわい

住所:天童市南町2-1-36【地図】
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
画像:どんどん焼き 150円、からあげ 80円

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以前からこの場所にどんどん焼きの店があるのは知っていたが、通りがかる時は天童方面に食事に行く時か、食事から帰る時…「ちょっと小腹空いたね」みたいなタイミングではなかったので、なかなか立ち寄る機会がなかった。が、ついにこの近くで買い物をしていた時「ちょっと小腹空いたね」が発動し、訪れることができたのだ!日曜日の午後ということで、店内外はファミリーやカップルが並び騒然としている…

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注文受けてから作り始めるので時間はかかったが、どうにかどんどん焼き(しょうゆ味)をゲット!まず、デカい!今まで見たどんどん焼きの中で間違いなくNo.1にデカい!表面に貼り付いた具も定番3色(海苔、青海苔、ソーセージ)に加え紅ショウガ、桜エビ、そして画像では見にくいかもしれないがカツオ節も貼り付いている。とにかく、この大きさと味のバラエティさで前半はウホウホ言いながら食べ進むが、中盤以降はそれほど味の濃くないモチモチした単調な食感にやられてペースダウン「自分は何でこんなに大量の小麦粉を食べてるのだろう?」そんな事すら考え出す始末…ネイティブ山形人の妻は「おいしい、おいしい」と半分ほど食べ「あとは、お持ち帰り」と仕舞い込んでいた。その食べ方が正解だったかも…しかし、これはもう軽食の粋じゃないな…スゲエ

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それほど期待せずに頼んだからあげがウマかった!厚みはそれほどないが、女性の手の甲くらいの大きさがあり、衣サクサクの中フワフワで脂がジュワーーーッとくる絶品!味も、肉自体には塩コショウくらいと衣の味だけなので、有名チェーン店のフライドチキンのようにしつこくなく、食べ飽きずに鳥のウマ味を満喫できる。思わず10年前に旅行した大分を回想…そこらじゅうに絶品のからあげが売られている素敵な街だった。あの味にまたこうして巡り合えるとは…

しかし、残念なのは自分家からちょっと遠いこと…揚げ立てのコレを片手に、ビール飲んでみてえなあ~まあ、車で来れる距離にあるだけでもいいとしよう。大分よりは近いんだからさ…うんうん

他のメニューは、たこ焼き、ヤキソバ、コロッケ、クレープ、大判焼、ソフトクリームとバラエティ…どんどん焼きも玉子入り(200円)、ピザ風どんどん焼き(250円)とノーマルを含めて3種あり、もちろんソース味もあります。

再来店の可能性:◎

  1. 2007/09/05(水) 17:17:17|
  2. 小麦粉モノ消化機構
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旅の途中

8.25は自主製作映画『足マン』の監督であり、シンガーソングライターの半田和己くんのアルバム発売記念ライブに行ってきた。なぜ、ライブを見てから10日もたってレポートを書いてるのかというと、この日のライブ、そしてこの日に購入したアルバムの内容に対する感想をどう表現したものか…と悩んでいたからである。

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高校生時代に作った曲をはじめ、彼がいままで発表してきた自主製作CDの中から選りすぐった10曲が入った、まさに半田和己の音楽活動の集大成的なベスト盤『僕の汽車は五分遅れだ だけど必ず辿り着くんだ』。なんと、61分の音源の他に映像特典までついて1,480円!通販はコチラのサイトから↓

 半田技研:通販部(曲の視聴やライブ動画も見れます)

このCDのアートワークがすごい!表ジャケットの版画、裏ジャケットの写真は、それぞれ別の作家の作品を使い、帯、CD盤、歌詞カードと凝りに凝りまくり、これはネタバレになってしまうので教えてしまっていいかどうか悩む所だが、裏ジャケットの裏にまで…と、まさしくこだわりの作品になっているのだ。

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よく、自己陶酔型の音楽を「ありゃ、単なるオナニーだよ」と揶揄する輩が見受けられるが、それとはまったく別の視点でボクが思うにフォークとかテクノのように1人で作る音楽ってオナニーだと思う。で、バンドってセックスだと思う。半田くんの今回のアルバムにも何曲かバンドサウンドのものがあるのだが、これが「セックスするぞ」という意志が希薄な「セックスに見えます?」みたいな中途半端なものになってしまっているのだ。セックスするならするで腹を決め、ズボンもパンツも脱ぎ捨てて欲しいとこだが、残念な事にパンツが膝に引っ掛かっている…具体的に言えば、フォークギター以外の楽器の音選びや、バッキング以外のブレイクや前奏の作り方があまりに手慣れていないように感じる。ライブでのパーカッションとの絡みも、結婚20年目夫婦の営みのようなあまりに緊張感のない…緊張感があるとすれば、曲が止まったりリズムが変わったりを合わせられるかどうか?みたいなスリリングさしかなく、互いに攻めつ守りつのような攻防の感じられない、とてもじゃないけど他人を感動させるようなセックスじゃないよ!や、セックスじゃないけどさ…2年前にミュージック昭和で観たライブや、このライブ映像なんか、メリハリのある素晴しい胸のすくようなオナニーだよ!文字通り、見てるコッチまで気持ちよくなるようなオナニーだった。

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これから、半田くんがオナニー派になるかセックス派になるかはわからない…もしかしたら、セックスレス派閥になってしまう可能性もあるだろうし。でも、セックスするならちゃんとセックスのお手本を学んで、フォークミュージックに合うバンドサウンドを理解した上で、自分はそこから何センチ外れるのか、それともビッタリ合わせるのかチョイスした方がいいと思う。手厳しいようだが、魅せる立場は同じでもオナニーショーかセックスショーかというのは大きく違うものなのだ。うまく消化して、また我々を気持ち良くさせて欲しい。

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言葉は翼になり、嘴には歌を携えた一羽の鳥が、今この地を旅立とうとしている。高校生だった君も歳をとり、昔のように行き先知れずの旅に出るようなガムシャラさは失われようとしている…目的地を決めよう!具体的な地名などいらない“暖かい沼地”“激流轟く大河の畔”もちろん“愛する人のいる場所”でもかまわない。行き先を決め、体勢を整え、風を読んで…ガムシャラなあの時には見えなかった風景が君の胸を震わせる。いま、素晴しい旅が始まろうとしているのだ。

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9.29のストリート・シャッフルでのライブ、期待してます。

  1. 2007/09/04(火) 17:17:17|
  2. 日記
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屍骸

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なおなおんちのお父さんが大漁だったそうで、おすそわけ!鮎の屍骸!

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塩焼きにしたよ屍骸!屍骸!

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脂のっててウマかったよ屍骸!
あなたのおかげで明日もまた生きれます、ありがとう屍骸!

  1. 2007/09/03(月) 23:23:23|
  2. 日記
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The Beast that shouted love at the heart of the World

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を観てきた。いやはや…ホッとひと安心、なかなか出来のいい映画だった。思いおこせば10年前、大人気なれど多くの疑問を残したまま終了してしまったTVシリーズを完結させるという触れ込みで製作された『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生』を観た映画館での落胆はもの凄いものがあった…TV版のフイルムをザッピングしただけのように見えるツギハギの70分プラス、新作部分はわずか30分弱…シリーズの疑問が解けるどころか、かえって増えてしまう始末で大きなため息をつきながら映画館を出た覚えがある。あれから10年…やっと観たかったものが見れた!

正直、この新劇場版の話を聞いた時「パチンコやグッズでさんざん稼いだ上に、まだ儲けようってのか?どんだけキャラクター達を酷使すりゃ気が済むんだ!」と憤りを覚えたが、稼いだ分ちゃんと作品に還元しようという職人の心がまだ残っていたのか…と頭を垂れる思いである。ボクと同じように、あの時「騙された!」と思って今回もまだ半信半疑な人!観てきた方がいいぞ!たぶん報われるはず!DVDじゃなく劇場で観た方がいい!あの画面サイズで、あの音響で観たかったはずなんだから、10年前の自分に対する供養だと思って行ってらっしゃい!

下の画像は、我が本棚から発掘された10年前の劇場版公開に併せて発売されたSTUDIO VOICEのエヴァンゲリオン特集号。オシャレ雑誌であるところのSTUDIO VOICEが38ページに渡って、アニメなど興味ないであろう層に向かって(難しい単語や、過去の芸術作品と並べて)エヴァの良さを伝えようとして…見事に失敗している。

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エンドロールが終わり照明の点いた劇場で余韻にひたっていると、席を立った人波の中に見覚えのある顔が…ウオッ、足マンのみつおくんじゃないか!「禿生さ~ん!いらっしゃったんですか~いや~良かったでしたねえ!最高でしたよ~」「あ、ああ…そうだね」「いや~良かった~」満面の笑みを浮かべたみつおくんは鼻息も荒く人の流れに戻って行った…君もアレか?10年前にやられたクチか?

  1. 2007/09/01(土) 23:23:23|
  2. 日記
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